免許不要!新型三輪電動バイク「SUNRIN」の魅力に迫る
愛知県名古屋市に本社を置く有限会社龍昇が開発した三輪電動バイク「SUNRIN」が、2025年6月末から一般販売を開始します。この新しいモデルは、特定小型原付としての良さを兼ね備え、16歳以上の学生から高齢者まで、さまざまな人々の移動手段として最適です。特に注目すべきは、前1輪、後2輪の独自の構造を持つこのバイクが、日本初の独立式サスペンションを搭載している点です。
新たに設けられた「特定小型原付」というカテゴリに属し、免許がなくても運転可能なのが大きな魅力です。高齢者の移動手段や通学に利用できるだけでなく、日常の買い物やレジャーにも便利です。「SUNRIN」は、2024年10月のクラウドファンディングで3400万円以上の支援を受け、すでに多くの注目を集めています。
SUNRINの基本スペックと特徴
「SUNRIN」の特徴として、車体は全長1,230mm、幅600mm、高さ1,050mmとコンパクトでありつつ、折りたたむと全長1,200mm、全幅600mm、高さ670mmで収納も簡単です。車両の重量は約33kg、バッテリー込みで軽量に仕上げられています。最大荷重は120kg、適用身長は140cm以上に設定されており、ファミリーでの利用にも対応。
サスペンションと走行性能
前後サスペンションを搭載し、特に後輪は独立式サスペンションを使用。このため、悪路でも安定した走行が可能です。前後輪にディスクブレーキを採用しているため、悪天候時でもしっかりとした制動力が期待できます。また、走行モードには車道と歩道の二つの設定があり、それぞれ最高速度が異なります。車道では最大20km/h、歩道では最高6km/hに制限されているため、安全に配慮されています。
バッテリーの取り扱いや便利な機能
「SUNRIN」は、リチウムイオンバッテリーを搭載しており、最大航続距離は約60km。自宅で簡単に充電できるバッテリーの脱着が可能なのも便利です。さらに、ミラーやバスケットが標準装備されていて、日常使いにも非常に便利です。
このように「SUNRIN」は、機能性と安全性を兼ね備えつつ、価格面でも特定小型原付の中では最安値となる198,000円(税込)で提供されます。
開発ストーリーと未来への展望
「SUNRIN」の開発は約1年の歳月をかけて行われました。社内スタッフの意見をもとに、実際のユーザーからフィードバックを受け取りながら製品が改良されてきたことが、このバイクの特徴です。このようなPTD(Product to Development)のアプローチを取り入れることで、よりユーザーに寄り添った製品づくりが実現しました。
この先、LINEやインスタグラムを用いたプロモーションにも力を入れていく計画で、「特定小型原付」市場に革命を起こすという自信を持ってユーザーに届けていく予定です。
新しい次世代モビリティとして、「SUNRIN」は多くの人々に受け入れられながら、愛知県から全国、さらには世界へと進出していくことでしょう。ぜひ、日本初のこの革新的な電動バイクを手にして、その性能と快適さを実感してみてはいかがでしょうか。