日本発のプラントベース食品の認証制度
近年、健康志向や持続可能なライフスタイルが注目される中、プラントベース食品の市場は拡大しています。しかし、消費者が選ぶ際の基準が明確でないのが現実です。この問題を解決するために、一般社団法人P-LABが新たにプラントベース食品の認証制度を開始しました。
認証制度の背景
プラントベース食品とは、動物由来の素材を一切使用せず、植物由来の原材料で作られた食品を指します。健康志向の高まりや環境への配慮から、ますます重要性が増していますが、消費者が安心して選ぶための指標が求められていました。P-LABは、プラントベース食品の認知を広め、消費者が選びやすい環境を整えることを目的としています。
認証制度の特徴
この認証制度の特徴は以下の通りです。
1.
基本的な考え方
プラントベース食品は植物由来の材料を中心とした食生活を支えるものであり、動物性原料を完全に排除することが目的ではありません。
2.
明確な基準を設定
製造プロセスや原料の選択に関する具体的な基準を設けて、プラントベース食品の普及を目指しています。
3.
第三者認証プロセス
P-LAB内に設置された独立した認証事務局が、製品を第三者的に評価する仕組みになっています。
4.
認証ロゴマークの付与
認証を受けた事業者には専用の認証ロゴマークが使用可能。これにより製品の価値や信頼性が消費者に伝わります(ロゴの使用は任意)。
5.
申請方法とスケジュール
認証に興味がある方や申請を希望する方は、メール(
[email protected])でお問い合わせが可能です。
- 2025年にはP-LAB加盟企業とその関連企業向けに認証を開始し、2026年以降は非加盟企業も対象にします。
展望
P-LABは、この新しい認証制度を通じて持続可能な社会の実現に寄与し、植物由来の原材料を使った健康的なライフスタイルの普及・啓発に努めていきます。今後、認証を受けたプラントベース食品が市場に出回ることが期待され、消費者がより良い選択をするための助けとなるでしょう。
さらに、認証を受けた商品情報は、P-LABのウェブサイトで随時更新されます。興味のある方はぜひウェブサイトをチェックして、最新情報を知ることができます。
お問い合わせ先
認証に関する問い合わせは、一般社団法人P-LAB認証事務局にメールでご連絡ください。
E-MAIL:
[email protected]
持続可能な社会を目指す新たな一歩。プラントベース食品の認証制度に注目し、健康でサステナブルな生活を楽しんでいきましょう。