職業体験会
2025-02-20 17:05:21

高校生が企画する職業体験会「GJプロジェクト」が福岡で開催

学生が自ら企画する職業体験会「GJプロジェクト」



福岡県立筑紫中央高等学校定時制課程において、2025年2月21日(金)に、学生自らが企画した職業体験会「GJプロジェクト」が開催されます。これは、定時制課程の1年生から3年生、さらに4年生の希望者が参加するもので、地元の企業が4社協力し、学生に貴重な体験を提供します。学生はさまざまな職業体験を通じて、実際に業界や企業の理解を深め、自身の興味や関心を知る機会を最後まで無駄にすることなく活かします。

開催日程 開催高校 対象生徒 協力企業
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2025年2月21日 福岡県立筑紫中央高等学校 定時制1〜3年生および4年生 合計4社

背景と目的



今回のイベントが実施される理由の一つには、福岡県の高校生の就職状況が挙げられます。2025年3月に卒業する高校生の求人倍率は、なんと3.83倍に達し、1985年の統計開始以来、最高の数字を記録しています。人手不足や企業の高齢化が進む中、企業の新卒採用競争がますます厳しさを増しています。そのため、学生には早い段階からのキャリア教育が求められています。

筑紫中央高等学校では、生徒が自身の関心や将来に対する職業理解を深める活動として、昨年度より職業体験会を開催しています。生徒自身が企画や運営に携わることで、企業との関係構築を促進し、定時制の特性を活かしながら業界とのネットワークを築くことを目指しています。

職業体験の内容



参加する4社はそれぞれ異なる業界に属し、学生に多様な体験を提供します。以下は各企業の紹介です:

  • - 株式会社三笠 (製造業) - アルミやステンレス、チタンの比較体験や精度測定を行います。
  • - 株式会社新和コンサルタント (建設業) - 会計体験を通じて、実務を学びます。
  • - 総合電装株式会社 (サービス業) - CADを使用した図面作成や、部屋の計測体験を行います。
  • - 株式会社トライアルカンパニー (小売業) - スーパーマーケット業界の知識をクイズ形式で学び、陳列体験も行います。

当日は、各プロセスを通じて、生徒たちは現場での実践的な知識を得ることができる貴重な機会となります。

「GJプロジェクト」の意義



この取り組みは「GJプロジェクト」と名付けられ、高校生が自ら命名した背景には、「Good」「Grow」「Get」「Job」「Juncture」「Join」といったキーワードが示すように、学生と企業が交わり、職業理解を深めることが目指されています。

本プロジェクトは、キャリア教育の一環として位置付けられており、ジンジブが支援を行い、学生に自己の将来を考える「きっかけ」を提供します。このようなイベントを通じて、高校生は自身の進路を一つ一つ理解し、自立した決断を下す力を養うことが期待されています。

企画準備の様子



「GJプロジェクト」は、2024年10月より高校生自身が主体となり、約3か月間かけて実施されてきました。生徒たちは企画会議を開き、企業への参加依頼の電話練習、質問案の考案など、主体的に行動することで成長を遂げています。

結論



このように、筑紫中央高等学校の職業体験会「GJプロジェクト」は、生徒が自らの将来を見据え、業界と関わる貴重な体験を通じて持つ意義は大変大きいです。今後も、この取り組みは学生のキャリア形成に寄与し続けることでしょう。参加企業や生徒たちの今後の活躍に期待が寄せられます。


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