犬と猫のための新しい食体験を科学で実現するHUGBOXプロジェクト

愛するペットのための新たな選択肢

最近、犬や猫の食事に対して意識が高まる中、「HUGBOX」というブランドが注目を集めています。株式会社ハグオールが展開するこの生食ブランドは、犬や猫の本来の食事を重視し、科学的な視点からその良さを伝える取り組みを行っています。「いのちを育む」をテーマにしたHUGBOXのプロジェクトは、単なる愛情に基づく食事選びを超え、根拠のある栄養設計を実現することを目指しています。

BARF（生食）の哲学

HUGBOXは、BARF（Biologically Appropriate Raw Food）に基づいて設計された食事を提供しています。この哲学は、犬や猫が本来持っている食事の感覚を重視し、肉・内臓・骨・野菜をバランスよく組み合わせることに主眼を置いています。加熱を最小限に抑えることで、動物たちにとって必要な栄養素が生きたまま体に吸収され、腸内環境や免疫力、毛艶、便の状態を良好に保つサポートを行います。

科学的検証による実証プロジェクト

新たに始まった実証プロジェクトでは、藤田医科大学発の腸活啓発ベンチャー株式会社バイオシスラボと提携し、HUGBOXを摂取する犬と猫を対象に腸内環境の変化を科学的に検証することに取り組んでいます。具体的には、マイクロバイオーム解析技術を活用し、飼い主の日常観察（便や毛艶、活力など）と照らし合わせて、どのように腸内環境が改善されているのかを定量的に分析します。この「実感とデータの一致」を可視化するプロセスが進むことで、いかにHUGBOXの食事がペットたちの健康に寄与するかが明らかになるでしょう。

社会への還元

本プロジェクトから得られた科学的な知見は、さまざまな形で社会に還元されていきます。例えば、飼い主が腸と食の関係を理解できるオンライン学習プログラム「ハグっと学園」を通じて、学びの場が提供されます。また、腸の変化やBARFの効果をわかりやすく伝えるサイエンスレポートやコンテンツの発信、臨場感あふれるリアルイベントでの腸内「見える化」体験やセミナーを開催することで、科学と実感をつなぐ機会が作られます。さらに、研究成果は論文化され、学会で発表する予定です。

企業の思い

HUGBOXを運営するハグオール社は、愛する動物たちの「今日のごはん」が未来の健康に繋がるとの信念のもと、ブランドを展開しています。その思いを科学の力によって裏付けし、丁寧に育てていくことに大きな意味を感じています。愛するペットのために、選び抜かれた食事の重要性を伝え、未来を築くプロジェクトを続けていくことで、飼い主とペットのより良い関係構築を目指します。

会社概要

株式会社ハグオールの所在地は滋賀県大津市で、BARF生食ブランド「HUGBOX」の製造・販売の他、ペットの食育や学習コンテンツの企画運営も行っています。また、藤田医科大学構内にある株式会社バイオシスラボは腸内フローラ解析や腸活教育を通じて、常在細菌叢を制御するプレ・プロバイオティクスの普及に努めています。詳細は公式ウェブサイトやSNSにてご確認ください。