無人カフェ「セルフカフェ」がサブスクリプションを開始
全国46店舗を展開している無人カフェ「セルフカフェ」が、2025年6月6日から新サービスとしてサブスクリプションプランを発表しました。この新たなプランは、月額で自由にカフェスペースを利用できる内容で、働く人や学ぶ人の日常に寄り添う「自分専用の作業空間」を提供することを目的としています。
自由な作業空間と新しいライフスタイル
今の時代、リモートワークや副業、受験勉強、資格取得と、多様なライフスタイルが求められる中、作業を行う「場所選び」の重要性が高まっています。忙しい毎日を送る中で、「どこで集中するか」というポイントが、仕事や学びの成果に大きく影響します。そのため、セルフカフェでは、無人・非対面・時間制という特徴を活かし、利用者が気軽に利用できる環境を提供することを目指しました。これにより、利用者は毎日自分に合った作業場所を選ぶことが可能になります。
3つのサブスクプラン
セルフカフェでは、異なるニーズに応えるために3つのプランを用意しています。
ライトプラン
「1日30分〜1時間だけちょっと使いたい」という方にピッタリのプランです。学校帰りの勉強や、仕事前に軽くメールチェックを行う、またはちょっとした作業を行うのに最適です。
スタンダードプラン
リモートワーカーや副業をしている方におすすめのプランで、数時間の集中作業にも対応。決まった時間に「自分の空間」を持つ感覚で、平日の作業がスムーズに進むでしょう。
プレミアムプラン
長時間の利用を前提としたこのプランは、1日中カフェで集中したい方に適しています。受験勉強や資格取得、創作活動など、しっかりと頭を働かせたい方に理想的な環境を提供します。このプランでは、一部店舗の「会員専用エリア」を利用可能で、落ち着いた環境での作業がじっくり行えます。
今後の展開と快適性向上
セルフカフェは今後、2025年内に40店舗以上の新規出店を計画しており、全国的にエリアを拡大していく予定です。また、特に注目されているのが、都市部へ初めて出店する計画です。この新店舗は、リモートワーカーや学生、ノマドワーカーにとって重要な拠点となるでしょう。
既存店舗に関しても、座席数拡充、個室ブースの導入、照明や防音、空調などの快適性向上が進められています。これにより、より快適で機能的な「居場所」としての価値が増す予定です。
セルフカフェの特徴と強み
セルフカフェは、手軽に無人で利用できるカフェスペースを提供しており、全席に電源とWi-Fiが完備されています。また、高速インターネットを利用可能で、オンライン会議にも対応しています。飲食物持ち込みができるスペースもあり、キャッシュレス決済のみでスムーズに利用できます。予約や受付が不要なため、時間を気にせず自由にカフェを楽しむことができます。
今後も、セルフカフェは多様なライフスタイルに寄り添いながら、身近な作業空間としての新しい選択肢を提供していきます。