Chimeleeが新たにバス乗降車管理機能を導入し、安全な通学を実現

VISH株式会社は、愛知県名古屋市に本社を置く教育機関向けの連絡システム「Chimelee（チャイムリー）」に新たに、スクールバスの運行時に児童生徒の乗車・降車を管理できる「バス乗降車管理機能」のリリースを発表しました。この機能により、学校やバス運行会社は児童生徒のバスの乗降車状況をリアルタイムで把握でき、保護者は子どもがバスに乗り降りした際にその通知を受け取ることができるようになります。

バス乗降車管理機能の背景

日本では少子化が進行しており、学校の統合が進んでいます。文部科学省の調査によると、730件の公立小中学校が統合され、1,748校が743校に減少しています。これに伴い、児童生徒の遠距離通学が増えるため、スクールバスの導入が必要とされています。

スクールバス運行管理の課題

新たにスクールバスを運行する際には、費用の確保や運行ルートの設計、地域の理解を得ることなど、さまざまな課題が存在します。また、導入後も安全で適切な運行管理が求められ、保護者との連携や地域との協力が重要です。

Chimeleeは、これらの課題を解決するために、既存の機能に加え今回の「バス乗降車管理機能」を追加しました。この機能により、安全な運行管理と保護者の不安軽減が実現します。

Chimelee バス乗降車管理機能の詳細

1. QRコードによる簡単打刻

バスの乗降車時は、児童生徒それぞれに発行されたQRコードを読み取り端末にかざすだけで簡単に打刻が可能です。また、乗車予定でない児童生徒が乗車した場合はエラー表示が出るため、乗り間違いを防げます。

2. 保護者への通知機能

保護者は、子どもがバスに乗り降りした際にその情報を通知され、どの時間に乗降したのか確認することができます。これにより、保護者の安心感が大いに向上します。

3. リアルタイムでの状況確認

学校やバス運行会社も、児童生徒の乗車状況をリアルタイムで確認することができます。これにより、乗車予定の児童がバスに乗っていない場合などの迅速な対応が可能になります。また、過去の乗降車記録も残るため、いつでも確認できる安心感があります。

チャイムリーについて

「Chimelee」は、教育機関の連絡手段をデジタル化するクラウドサービスとして2021年にリリースされました。2024年3月にはサービスの3周年を迎え、さらなる機能強化が図られています。基本機能には、メール配信やアンケート、欠席連絡などが含まれ、月額9,000円（税抜）から利用できるリーズナブルな価格設定となっています。

詳細情報や導入実績については、Chimeleeの公式サイトをチェックしてください。

VISH株式会社公式サイト

愛知県名古屋市に本社を置くVISH株式会社は、教育分野でのデジタル化を推進し、多くの学校に導入されています。新たに導入された「バス乗降車管理機能」は、地域の子どもたちの安全な通学を強力にサポートするでしょう。