経営者と薬剤師が共創する薬局の未来
愛知県名古屋市を拠点とする株式会社スタジアムが、新たに提供を始めたオンラインサロン「Pharma Shift Lab」。このサロンは、薬局経営者と薬剤師のキャリア支援に特化したプラットフォーム「FANTS」を活用し、実務知識や組織運営、キャリア形成といった多彩なテーマについて学ぶ機会を提供します。ここでは、薬局業界を取り巻く環境の変化に対し、経営者と薬剤師が共に考え、対話を通じて解決策を見出していくことを目指しています。
オンラインサロンの背景
「Pharma Shift Lab」は、株式会社TOMOSHIBI、株式会社パナドーム、株式会社DoraPharmaの3社が共同で立ち上げたプロジェクトです。薬局業界は、調剤業務から対人業務へとシフトする流れや、より厳しい評価基準が求められる中、経営者と現場の温度差に悩む声も多くあります。そんな現状を打破するために、このサロンは設立されました。
特にサロンの魅力は、オンライン勉強会やストックコンテンツ、掲示板を通じて、業務での課題やアイデアをメンバー同士で共有できるところです。多様な視点からのフィードバックが得られるため、貴重な学びを吸収する機会が増えます。
サロンの具体的な取り組み
サロンのテーマは「未来の薬局を考えよう」であり、経営者と薬剤師が共に直面するさまざまな問題について、対話と実践を通じて学びを深められることが特徴です。具体的には、以下のようなコンテンツが提供されています:
- - 掲示板: メンバー間で悩みや工夫を自由に投稿し、気づきを共有
- - 読書会: 音声で読書会の様子を公開し、思考を広げる
- - 定期コラム: 組織づくりやマネジメントについての短時間で深い学びが得られる
- - 動画・書籍紹介: 実務に役立つ内容を厳選し、効率的にインプット
- - ワンポイント解説: 接遇や職場環境に役立つ短い解説を提供
サロンの主宰者とその理念
このサロンを主宰するのは、株式会社TOMOSHIBIの代表、森悠人氏です。彼は医療・介護業界専門のコンサルタントとして長年の経験を持ち、100件を超える医療法人や薬局の課題解決をサポートしてきました。森氏は、薬局経営における実践的な知見や経験を基に、Pharma Shift Labを通じて「学びと対話の場」を提供することを目指しています。
森氏は、地域に根差した薬局経営の重要性を強調し、課題を共同で解決するための場を作っていきたいと語ります。サロンは、薬局の経営者や薬剤師がともに悩みを共有し、変わろうとする意志を持てるような存在でありたいと考えています。
参加者の声
薬局経営者や若手薬剤師の参加を促すPharma Shift Labでは、「一人で悩まず仲間と共に一歩を踏み出したい」という思いを持つ方々にぴったりの環境です。参加者は同じく業界で働く仲間たちと共に意見交換を行い、学び合うことで、実績を上げていくことが期待できます。仲間とともに「薬局のこれから」を考えるこのサロン。興味がある方はぜひご参加ください。