プロシップとファーストアカウンティングの新たな挑戦
株式会社プロシップ(以下、プロシップ)は、ファーストアカウンティング株式会社(以下、ファーストアカウンティング)との提携により、新たなAIソリューションの開発を進めています。この提携は、2027年4月に強制適用される新リース会計基準に対応するためのものです。この基準により企業が管理すべきリース契約は大幅に増加することが予想され、経理業務の自動化が急務となっています。
提携の背景と目的
プロシップは、企業の固定資産管理に特化したソリューションの提供を専門とし、その基本理念として「Speciality for Customer」を掲げています。一方で、ファーストアカウンティングは、高度なAI技術を駆使して経理業務の効率化を目指しています。両社は2025年8月から協業の可能性を探り、新リース会計基準における経理業務の増大に対抗するための提携を結ぶに至りました。
業務提携による新たな取り組み
この提携の重視される点は、リース契約の管理業務の効率化です。プロシップの固定資産管理ソリューションとファーストアカウンティングの経理AI技術を連携させ、契約情報の識別や入力を自動化する新たなAIソリューションを市場に展開します。これにより、従来よりも迅速かつ効率的な業務運営が実現することが期待されています。また、両社の顧客ネットワークを最大限に活用し、クロスセルによる販売拡大を図ることで、さらなるビジネス成長にもつなげていく狙いがあります。
資本業務提携について
新たな技術連携と顧客価値の最大化に向け、プロシップはファーストアカウンティングとの間で相互に株式を保有する資本業務提携を行うことを決定しました。これは、協業の安定性を高めるための施策であり、両社が協力して技術開発と市場開拓を進める土台を築くための重要なステップです。プロシップは、319,500株をファーストアカウンティングに割当予定で、これにより資金調達を行い、さらに5億円相当のファーストアカウンティング株も取得する計画です。
今後の展望
プロシップの目標は、新リース会計基準に対応したAIソリューションの開発にとどまらず、持続的な成長を目指しています。会計データと実際の資産管理情報を結びつけることで、従来の「カネ」を中心にした管理から脱却し、「モノ」を基軸とした新たなマネジメント・プラットフォームの構築に努めていきます。この取り組みは、プロシップが掲げる「世界で最も優れた固定資産管理ソリューション」の実現に向けた大きな一歩となります。
CSR活動との連動
プロシップは、新リース会計基準への対応支援の一環として、社会貢献活動とも連動させた「ProShip 未来応援プロジェクト」を開始しています。このプロジェクトでは、対象企業の導入に応じて寄付を行い、企業活動が社会貢献に繋がる仕組みを作ります。また、主力製品「ProPlus」シリーズは、国内外で多くの導入実績を誇る中で、企業価値向上に寄与することを目指しています。
このように、プロシップは新たな技術の導入と社会的責任を両立させることで、企業や社会に貢献する未来を描いていく所存です。