宮崎県が誇る本格焼酎、11年連続で全国出荷量1位！その魅力とおすすめスポット

宮崎県が誇る本格焼酎、11年連続全国出荷量第1位！

日本の南部に位置する宮崎県は、「日本のひなた」とも称され、温暖な気候と豊かな自然環境が、名酒と名高い焼酎の生産に適しています。11年連続で焼酎出荷量全国1位を達成したこの地では、その独自の文化と技が息づき、多様な焼酎が生まれています。

宮崎の焼酎の特長

1. 豊かな天然水

宮崎の焼酎の味わいを引き立てているのが、天然水です。九州山地の豊かな森林に囲まれた宮崎は、地下深くから流れる良質な水が豊富に存在します。この水は焼酎造りに欠かせないもので、蔵元は各地でその水を求めて工房を構えています。

2. 多彩な原料

地理的に南北に広がる宮崎県では、地域ごとに異なる原料が使用されています。南部では特に芋焼酎が人気で、都城では、米焼酎も盛んに造られています。また、県北部では、ソバやトウモロコシを使用した特異な焼酎も見られ、これにより様々な味わいが楽しめます。

3. 芋の種類も豊富

宮崎の芋焼酎は、コガネセンガンやジョイホワイトなど、さまざまな種類の芋を使用しています。各芋は異なる香りや味わいを持ち、焼酎の風味の違いを生み出しています。例えば、フルーティーな香りの高でんぷん系や、ワインのような香りを楽しめる紫色系などがあり、選ぶ楽しさも広がります。

宮崎県内の焼酎スポット

宮崎の焼酎をもっと身近に感じるためのスポットは多岐にわたります。以下はおすすめの焼酎スポットです。

霧島ファクトリーガーデン（都城市）

霧島酒造の工場見学ができるこちらでは、焼酎を使った料理や地元産のパンをテイストできるレストランが併設されています。観光で訪れる方々がゆっくりと楽しめる空間です。

綾自然蔵見学館／蔵元綾酒泉の杜（綾町）

焼酎造りのプロセスを学びながら試飲ができるこの施設では、レストランとお土産販売も行っています。見学は要予約ですので事前にチェックして訪問を。

焼酎道場（日南市）

自分だけの焼酎を作る体験ができるミニブルワリーです。ユニークなオリジナルブレンドに挑戦できるのが、この道場の魅力です。

トンネルの駅（高千穂町）

地域の特産品や工芸品が揃う物産館で、神楽酒造の焼酎を長期熟成させる貯蔵庫もあります。観光客にとっても魅力的なスポットです。

新刊の紹介

さらに、宮崎の焼酎の魅力を詳しく知りたい方には、「宮崎本格焼酎だれやみBOOK」がオススメ。焼酎の飲み方やペアリングのアイデアが詰まったガイドブックです。また、焼酎カクテルに特化した「宮崎焼酎カクテルBOOK」も出版されており、焼酎を使った新しい楽しみ方が提案されています。

このように、宮崎の本格焼酎は、ただの飲み物ではなく、文化や歴史を背景に持つ芸術品です。是非その味わいを体験してみてください。