シヤチハタデザインコンペ
2025-10-10 20:31:20

第18回シヤチハタデザインコンペで新たな『つながるしるし』が誕生

第18回 シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション



愛知県名古屋市に拠点を置く一般社団法人未来ものづくり振興会が主催する「第18回シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション」では、2025年10月10日(金)に受賞作品の発表が行われました。今回のテーマは、『つながるしるし』です。この新たなコンセプトは、あらゆるつながりを生み出すプロダクトという意義を込められています。

今年のコンペの概要



今年度も多くの参加者を迎え、記録的な1,681件のデザイン提案が集まりました。審査員には、著名なデザイナーや建築家が名を連ね、その中には中村勇吾氏、原研哉氏、深澤直人氏、三澤遥氏、ゲスト審査員として大西麻貴氏も参加しました。テーマにふさわしい斬新なアイデアが集まり、審査は白熱しました。

受賞作品の発表



受賞作品としては、グランプリに輝いた「ライン印」をはじめ、準グランプリには「hitohira」や「どすこい!シート」といったユニークなデザインが選ばれました。以下に受賞作品の詳細を見てみましょう。

グランプリ



ライン印(品田聡)
シンプルな一本の線をハンコで押すことができ、線同士をつなげることで無限の表現が可能です。使用者が押すことで一つの作品を作り出す新しい形のしるしです。特に、モックアップ制作が進化している中で、実物を手に取った際の感触やリアリティが評価されました。

準グランプリ



hitohira(畠中正太郎)
連なる直線と曲線が美しいこのデザインは、名前を押すことで新たなアートを生み出します。アクリルの中で舞う線が、ひとつの名前を象徴すると同時に、美しさを視覚的に再認識させる作品です。

どすこい!シート(千勝美南、中嶋琴子)
日常の地面から一転、レジャーシートが土俵となり、人々が集うことで生まれる新しいつながりの場をイメージしています。コミュニケーションを促進するデザインアイデアを感じさせる作品です。

審査員のコメント



審査員たちは、作品の完成度の高さやデザインのアイデアに注目しまた。中村勇吾氏は、「モックアップのクオリティが年々上がってきており、魅力的な作品が多かった」と話しました。原研哉氏は、「完成度の高い作品が多かった」と評し、深澤直人氏は、「表現が的確で、アイデアそのものの深さを感じられた」との感想を寄せています。

受賞の意味



今回のコンペティションは、デザインを通じて人々をつなげる試みとして、参加者たちにとっても新たな価値観を認識する機会となりました。


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