3DX木工の魅力
2025-08-20 11:23:22

アーティストリーが提案する3DX木工技術の魅力と挑戦

アーティストリーが提案する3DX木工技術の魅力と挑戦



愛知県春日井市に本社を置く株式会社アーティストリーは、近年『3DX木工』という革命的な技術を提唱し、その成果を国内外で評価されています。この技術は、従来の木工技術に加え、3DCADや5軸CNCを駆使し、より複雑で高精度な木工製品を手がけることを可能にしました。特に、現在進行中のEXPO2025大阪・関西万博のパビリオンにおいても、その実力を遺憾なく発揮しています。

3DX木工とは?


アーティストリーの3DX木工は、国産材を使用することで、持続可能な社会の構築を目指しています。これにより、環境に配慮した製造プロセスが実現されるだけでなく、木材が持つ独特の温かみや質感を生かしたデザインの幅も広がります。特に、木製のバス停や残念石トイレプロジェクトなど、具体的なプロジェクトを通じて、その技術の凄さが見て取れます。

JAPANマルシェのバス停


アーティストリーが手掛けたバス停は、シェル構造のデザインが特徴的です。700を越える異なる形状のパーツが精巧に組み合わされており、すべては3DCADでデザインされ、5軸CNCの加工技術を用いて製造されました。このプロジェクトは「持続可能な未来」をテーマにしており、木材を用いることによって、森林のサイクルを表現しています。特に、正面に設置されたボロノイ形状の格子と映像機器は、技術とデザインの融合を象徴しています。

売り出し中の残念石トイレプロジェクト


また、残念石トイレプロジェクトでは、400年前に大坂城の石垣を築城するために用意された「残念石」を活用しています。この石は、地域の方々によって愛着を込めて“残念石”と呼ばれ、万博の場で新たな形で再生されています。屋根を支える石柱のCADデータを基に、アーティストリーは5軸CNCを活用し、ミリ単位の精密加工を実現しました。このようにして、地域の歴史や文化を新たな形で表現しつつ、現代の技術を駆使しています。

木工技術の未来を見据えて


アーティストリーが注目される理由の一つは、脱炭素社会を実現するための国産材を使用した付加価値の高いプロジェクトへの需要が高まり続けているからです。しかし、建設内装業界においては、施主やデザイナーのアイデアを具体化できる企業が少なく、完全特注の製作が難しい現実があります。アーティストリーは、特注家具製造を通じて、そうしたニーズに応える存在として成長しています。

組織の成長と研鑽


アーティストリーは、成長を続ける組織として、職人技術とデジタル技術の融合を目指しています。ベテランの職人たちの技術と、若手のデジタルスキルを組み合わせることで、木工技術の研鑽に励み、その結果、社会の様々なニーズに対応できる製品を生み出しています。これは、地域社会や顧客に対して豊かな生活環境を提供するための重要な取り組みとなっています。

結びに


株式会社アーティストリーは、今後も木工表現の新しい可能性を追求し続けます。また、正社員を募集しており、共に新たな木工技術に挑戦する仲間を求めています。興味のある方は公式ウェブサイトからぜひお問い合わせください。

お問い合わせ先


株式会社アーティストリー

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