御幸毛織×鷹岡
2025-05-16 10:54:03

御幸毛織と鷹岡、伝統の風合いを現代の素材で再現したコラボ企画

御幸毛織と鷹岡株式会社の新たな挑戦



名古屋を中心に展開する御幸毛織株式会社が、創業120周年を迎え、共に145周年を迎える老舗卸商社・鷹岡株式会社とのコラボレーションを発表しました。今回のプロジェクトでは、約100年前に誕生した生地ブランド「FANCYTEX」を現代風にアレンジした新しいコレクションが登場します。春夏向けのこのコレクションは、伝統的な技法を活かした「シャリック」素材が使われており、高い品質と快適さが特徴です。

伝統と革新の融合



FANCYTEXブランドの誕生は1928年、御幸毛織が大阪の鷹岡商店との取引を始めた際に遡ります。従来の紳士服生地に新たな風を取り入れる志を持って開発されたこのブランドは、その後も両社の連携を支え続けました。今回の新コレクションでは、特に春夏向けにアレンジされた素材と、新たなアイデアが融合し、現代のライフスタイルに適した仕上がりになっています。

SHALICK素材の魅力



新コレクションの特徴的な素材であるSHALICKは、軽量感と通気性に優れ、夏の盛りにも快適に着用できる生地として非常に人気です。ウールとポリエステルを組み合わせ、特別な糸加工を施すことで、より一層の清涼感と通気性が実現されています。特に、ウール47%、モヘア16%、ポリエステル37%で構成されたスーツ向けSHALICKは、1981年に販売開始以来、その涼しさや軽さが高く評価されています。

ジャケット向けSHALICKも目を引く存在です。ウール58%、ポリエステル42%で作られたこの生地は、通気性とドレープ感を兼ね備えており、真夏の着用にも適しています。セットアップ向けのSHALICKは、ウール87%、ポリエステル13%を用いており、シアサッカーの特徴的な凹凸感を持つ一品です。

環境への配慮



本企画では、環境にも配慮がなされています。すべての素材には、環境対応型の非フッ素撥水加工「C-zero」が施されており、未来へ持続可能なモノ作りを意識した取り組みがなされていることが伺えます。この新技術は、自然環境を守るための大切なステップです。

若い世代へのアプローチ



御幸毛織の企画担当者は、「ウールの持つ機能性を広め、多くの人にその魅力を知ってもらうことが重要」と話し、特にスーツへの関心が薄れつつある若い世代にもアプローチしていきたいと意気込んでいます。ウール製品は、夏は涼しく冬は温かいだけではなく、汚れにくい、防臭効果があるなど、日常生活の様々なシーンで活用できる魅力があります。特に「勝負服」や「晴れ着」としての魅力を強調し、伝え続けることが求められています。

お取り扱い先



この素晴らしい新コレクションは、愛知県名古屋市に本社を構える鷹岡株式会社を通じて扱われています。御幸毛織と鷹岡の長い歴史を背景にしたこのコラボレーションは、今後の展望に大きな期待を寄せています。

御幸毛織の公式サイトでは、特設ページも公開されており、彼らの120年にわたる歴史や、作り上げてきた商品を探ることができます。ぜひ訪れて、最新情報や魅力を感じ取ってみてください。

御幸毛織株式会社 公式サイト

この新たなる挑戦が未来へとつながり、長い歴史を持つ「FANCYTEX」の魅力が引き継がれ、さらに多くの人々に愛されることを期待したいです。


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