愛知の郷土菓子、もろこし柏餅
端午の節句が近づくと、柏餅が食卓に並ぶ季節がやってきます。この特別な日には、地域の風味が感じられる“もろこし柏餅”をお試ししてはいかがでしょうか。愛知県豊橋市に本社を持つ老舗和菓子店「お亀堂」が、65年以上にわたり培ってきた伝統の味がついに登場します。
豊橋の柏餅文化
柏餅は新芽が出るまで古い葉が落ちないことから、子孫繁栄の象徴とされています。そのため、端午の節句を祝う際には欠かせない存在です。お亀堂では、自家製の餡をたっぷり使用した柏餅を毎日手作りしており、行事菓子の本来の味わいを大切にしています。
全国でも珍しい「もろこし柏餅」
最近、注目を集めているのが、三河地方の郷土仕様、「もろこし柏餅」です。この柏餅には、雑穀の一種である「たかきび」が使われています。昔、米が貴重だった時代に、代用品として重宝されました。たかきびは、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富で、スーパーフードとしても注目されています。
もろこし柏餅は、穀物の香ばしさと素朴な甘みが特徴で、もち米の柏餅とは一味違った三河の風味を楽しむことができます。普通の柏餅とは異なる食感と味わいがありますので、ぜひ一度味わってみてください。
そのほかの種類
お亀堂では、もろこし柏餅を含む全5種類の柏餅を展開しています。具体的には、以下の通りです:
1. こし餡 280円
2. つぶ餡 280円
3. よもぎ餅 280円
4. もろこし 320円
5. 白みそ餡 320円
各種類には、北海道十勝産の小豆を使用した自家製の餡や、香り高いよもぎ、さらには中部ではあまり馴染みのない白みそ餡など、地域の素材を充実させた構成になっています。
歴史ある柏餅
豊橋の柏餅の歴史も興味深いものがあります。三河二川と遠州白須賀の国境付近には、柏餅を名物とする茶屋があったと言われます。豊臣秀吉が立ち寄り、「かしわ餅」と「勝和餅」の聞き間違いから、柏餅が兵に振る舞われたという逸話も残っています。その後、柏餅は江戸に伝わり、広まっていったのです。
代表取締役の願い
お亀堂の代表取締役、森貴比古氏は、「もろこし柏餅は三河の歴史と工夫の表れです。お米が貴重だった時代の知恵が、今では栄養価の高い穀物として再評価されています。地域の味を次の世代に伝えていくことが私たちの使命です」と熱い思いを語ります。
商品詳細
- - 商品名:柏餅(全5種)
- - 価格:280円/320円
- - 販売期間:4月15日~5月7日
- - 販売場所:東三河のお亀堂直営店各店
お亀堂について
愛知県三河地域で70年以上の歴史を持つお亀堂。彼らは「挑戦」と「革新」を掲げ、地域文化を継承しながら、新たな和菓子を創造しています。公式ウェブサイトもぜひチェックしてください:
お亀堂の公式サイト
この端午の節句には、豊橋の誇るもろこし柏餅で、地域の伝統を感じながらお祝いしてみませんか。