ミャンマー支援活動
2025-04-07 08:34:19

ミャンマー大地震被災地への太陽光発電による緊急支援活動を展開

プロメテックスホールディングスがミャンマーの大地震被災地を支援



2024年3月末、ミャンマーで発生した大地震は、同国に甚大な被害をもたらしました。生活インフラが崩壊し、電力供給が停止した地域も多く、被災者は「携帯電話の充電ができない」「家族との連絡が取れない」と、電気のない生活に苦しんでいます。そんな中、愛知県に本社を置く株式会社プロメテックスホールディングスが、ゴールデンウィークの直前に緊急支援を行うこととなりました。

太陽光発電システムで独立電源を提供



プロメテックスホールディングスは、同社が持つ海外販売施工ネットワークを利用して、中でも電力需要が特に高まっている避難所や医療施設を中心に太陽光発電システムを提供することを決定しました。具体的には、震源地に近いマンダレー地域にあるおよそ10か所の施設に対し、4枚から8枚デの太陽光電池パネルと、2kWhから6kWhの蓄電システムを設置する計画です。これにより、被災地域の電力不足を少しでも解消し、人命救助に貢献することを目指しています。

日本の恩を返す支援活動



日本はこれまで多くの国々から支援を受けてきた国。このような時だからこそ、日本企業としての存在意義が求められています。プロメテックスホールディングスは、必要な時に迅速に必要な支援を行うべく、地域に根差した活動を続けていきます。私たちが今その恩を返すときなのです。

現地法人設立の計画



ミャンマーでは、経済の中心地とも言えるヤンゴンにおいても、長時間の計画停電が常態化しており、電力不足が深刻です。電化率も2021年の時点で約58%と低く、2030年に100%を目指す目標があるものの、政治的不安定さからその実現は困難を極めています。これらの問題解決に向け、プロメテックスホールディングスは地産地消が可能な太陽光発電の普及を進めていきます。

そのためには、現地法人の設立が重要です。2024年8月までに駐在事務所を設け、地域のビジネスパートナーと連携し、太陽光発電システムを安定供給できるよう体制を整えました。今後、法人手続きを進め、現地での販売からアフターサポートまでを一貫して提供できる体制を築いていきます。

2024年の展望



同社は2024年9月23日には、カンボジアに「PROMETEX SOLAR CAMBODIA Co.,Ltd」を設立しました。これにより、非電化地域での取り組みを拡大し、再生可能エネルギーを通じて人々の生活を向上させる活動を進めていく方針です。日本国内で培った技術とノウハウを活かして、現地で安定した電力を供給することで、平穏な生活を取り戻す支援を継続していきます。

このように、プロメテックスホールディングスは国内外の資源と技術を最大限に活用し、今後も地域価値の向上に努めていきます。


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