若き兄弟が創る未来の建設業界！100億プロジェクト始動

新たな風を吹き込む、ハタス株式会社の挑戦

愛知県刈谷市に本拠を置くハタス株式会社は、創業から95年の歴史を持つ建設・不動産の老舗企業です。この企業は、2025年5月1日から『100年100億プロジェクト』を開始し、売上100億円を目指す挑戦をスタートします。具体的には、従来の業務の強化に加え、新規事業の展開や経営改革を推進します。その大きな目的は、地域経済への貢献と社員の成長です。

兄弟が引き継ぐ強い意志

事業承継の背後には、大きな試練がありました。前代表の急逝と役員の辞職によって、若き兄弟、25歳の塚本龍生社長と22歳の塚本宗万取締役が、企業を支える責任を負うこととなりました。この新しい経営体制は、不安と期待が交錯する未知の領域への挑戦です。龍生社長は、父親から受け継いだ事業を未熟ながらも新しい風を吹き込む決意を表明しています。

プロジェクトの目標と展望

『100年100億プロジェクト』では、2030年の創業100周年までに売上を100億円に達成することを目指します。現在54億円の年間売上を基盤に、各部門の強化と新たな挑戦をしていく計画です。特に、新たに設立される不動産新規事業部では、斬新な商品開発が進まれており、これが成長の鍵を握っています。

建設部門では、新しい商品プランの開発に取り組みます。賃貸管理部門では2030年までに管理戸数1万戸、賃貸仲介事業部では仲介件数2,000件を目指しています。さらに、地域への影響も考え、名古屋エリアへの進出を視野に入れています。

新たな挑戦、INNOVISTA

2025年5月1日には、新商品開発チーム「INNOVISTA」が設立されます。この名称には「イノベーション」と「ヴィスタ」（視点）を掛け合わせた意味が込められており、社会課題への解決策として新たな発想を生み出すことが期待されています。いち早く取り組まれている「窓のない家」といった新商品が登場する予定です。