HERALBONY Art Prize
2025-04-18 10:23:21

注目のアートイベント「HERALBONY Art Prize 2025」にてsangetsu賞が決定

HERALBONY Art Prize 2025のsangetsu賞が決定



愛知県名古屋市を拠点とする株式会社サンゲツが、国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2025」において、企業賞「sangetsu賞」を設けました。このアワードは、障がいのあるアーティストに光を当て、新たな文化の創出を目指す株式会社ヘラルボニーが主催しています。

内園明日美さんとその作品



sangetsu賞に選ばれたのは、内園明日美さんの作品「ボクのみてるサイと、4883桁のパイ」です。明日美さんは、幼い頃から動物と数字に強い興味を持ち続けており、その感受性は日々の制作に生かされています。彼女の作品には、動物園や水族館での経験、図鑑で得た知識が色彩豊かに表現され、見る者に新たな視点を提供してくれます。

明日美さんは「言葉での表現が苦手だからこそ、絵で語りたい」と語っており、その作品は彼女の内面的な世界を鮮やかに描き出しています。数字を色や形として捉える特異な感覚を持ち、円周率の中に自らの記念日やエピソードを見出す楽しさを作品に込めています。

選ばれた理由とサンゲツの思い



サンゲツがこの作品を選んだ背景には、作品の独自性や、観る人々にさまざまな解釈の余地を与える魅力があります。カラフルな色使いと、ポップな数字のデザイン、そしてサイの目の奥にある純粋さが、見る者を引き込みます。この作品からは新たな会話やコミュニケーションが生まれる可能性が感じられ、サンゲツの企業理念にも共鳴する部分が多いと感じられました。

サンゲツは、デザインに関与するチームだけでなく、他の部門からもメンバーを募り、多様な視点を持つチームで選考を行いました。これにより、視野を広げた選定が行われ、より多くの人々に感動をもたらす作品を選ぶことができたのです。企業の理念は「すべての人と共に、やすらぎと希望に満ちた空間を創造する」ことにあり、日々の取り組みを通じて「誰もが明日の夢を語れる世界」の実現を目指しています。

HERALBONY Art Prizeの目的



「HERALBONY Art Prize」は、アーティストたちが自らの才能を発揮できる場を提供することを目指しています。今年のアワードには、世界中から1,320名のアーティストが参加し、2,650点の作品が集まりました。グランプリや企業賞、特別賞といった多くの賞が設けられ、競争は非常に激しいものでした。

展覧会の詳細



「HERALBONY Art Prize 2025」の受賞作品やファイナリストの作品が一堂に展示される展覧会が、2025年の5月31日から6月14日まで、東京都千代田区の三井住友銀行東館で開催されます。アートファンや一般の来場者にとって、多様な作品の魅力に触れる貴重な機会となるでしょう。

まとめ



サンゲツは今後も「HERALBONY Art Prize」を応援し、障がいのあるアーティストたちが描く多様な世界を支え続けることを目指しています。アートが与える影響や、感動の輪が広がることを願っています。また、内園明日美さんの作品が、未来のアートシーンに新たな風を吹き込むことを期待しています。


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