バッファロー、大容量法人向け外付けHDDの新ラインナップを発表
株式会社バッファローが、新たに法人向けの外付けHDDの大容量モデルを追加することを発表しました。この新しいラインナップは、USB 3.2(Gen 1)に対応しており、合計9つの型番が提供されます。出荷開始は2025年11月下旬からとなっていますが、一部商品については2026年2月下旬からの出荷となります。この新しい製品は、データ管理やバックアップのニーズが高まる中、特に法人向けに設計されています。
新ラインナップの概要
バッファローが発表した外付けHDDは、以下の3つのシリーズから成ります。
1.
HD-QHAU3/R5シリーズ:RAID5対応で、4ドライブモデルをラインナップ。容量は128TB、96TB、80TBの3つ。
2.
HD-WHAU3/R1シリーズ:RAID1対応の2ドライブモデルで、64TB、48TB、40TBのラインナップ。
3.
HD-SHU3シリーズ:1ドライブモデルで、32TB、24TB、20TBの選択肢があります。
各シリーズは、長時間の稼働を想定して設計されており、高信頼なハードディスクを取り入れています。また、長期稼働でも安定した冷却を実現する高耐久ファンや、安定した電源供給を行う高耐久ACアダプターを搭載。そのため業務においても安心して使用できる製品です。
ランサムウェア対策としての最適なソリューション
特に注目すべき点は、ランサムウェア対策としての機能です。法人向けNAS「TeraStation」に保存されたデータを、外付けHDDに読み取り専用としてバックアップする履歴管理バックアップが可能です。これにより、万が一の際も迅速な復旧が実現できます。ユーザーは安心してデータを管理することができ、ビジネスの継続性が確保されます。さらに、ハードディスクの交換時期や異常をLEDやブザー音で知らせる機能、故障の予兆を検知する「みまもり合図」サービスも充実しています。
ドライブ交換の容易さ
HD-QHAU3/R5シリーズとHD-WHAU3/R1シリーズには、別売りの交換用HDD「OP-HDWHシリーズ」が対応しています。もし内蔵されているドライブが故障しても、ユーザー自身が簡単にドライブを交換することができるため、運用の手間を大きく軽減できます。これにより、ダウンタイムの短縮にもつながり、業務の利便性が向上することが期待されます。
商品詳細
- HD-QHA128U3/R5:容量128TB、価格1,436,600円(税込)
- HD-QHA96U3/R5:容量96TB、価格1,099,780円(税込)
- HD-QHA80U3/R5:容量80TB、価格935,000円(税込)
- HD-WHA64U3/R:容量64TB、価格782,100円(税込)
- HD-WHA48U3/R:容量48TB、価格588,060円(税込)
- HD-WHA40U3/R:容量40TB、価格489,610円(税込)
- HD-SH32TU3:容量32TB、価格304,700円(税込)
- HD-SH24TU3:容量24TB、価格231,000円(税込)
- HD-SH20TU3:容量20TB、価格194,370円(税込)
すべての商品は受注生産で販売され、出荷日が設定されていますので、詳細な購入情報は公式ページを確認してください。
バッファローの新ラインナップは、法人向けのデータ保護と管理において、今後大きな役割を果たすことが期待されます。