かわばたの国際認証
2025-05-22 13:39:26

愛知県の株式会社かわばたが食品安全規格JFS-Bを取得し、国際的な信頼性を確保

愛知県の株式会社かわばたが食品安全規格JFS-Bを取得し、国際的な信頼性を確保



愛知県名古屋市に本社を置く株式会社かわばたは、食品安全規格「JFS-B」の適合証明を取得しました。これは、日本初の食品安全マネジメント規格で、より高い衛生管理体制を求められる国内外市場において、その信頼性を高めるための重要なステップとなります。また、かわばた社の主力製品である松葉エキスも、米国の第三者機関「Labdoor」で最高評価のランクAを獲得しました。

JFS-B規格の重要性


JFS-B規格は、HACCP(危害要因分析・重要管理点)やGMP(適正製造規範)など、複数の衛生管理手法を統合した食品安全管理基準です。この基準を満たすことで、かわばた社は製品の品質保証を一層強化し、さらに海外バイヤーとの取引においても大きな信頼を獲得することが可能になります。

株式会社かわばたは、明治15年に創業以来、地元の生産者や契約農家と協力し、伝統的な技法で健康サプリメントを提供してきました。これまでに名古屋市からHACCP認証を得ていましたが、国際展開を見据えた更なる品質向上を図るために、今回のJFS-B規格の適合証明を取得する運びとなりました。

スタンデージとの連携による効果


このプロジェクトを支援したのは、東京に本社を置く株式会社スタンデージです。2022年から「おまかせ貿易」と名付けた支援サービスを展開しており、300社近くの中小企業の海外展開をサポートしてきました。かわばた社に対しても、JFS-B規格の取得を提案し、申請手続きの全過程を支援した結果、2025年5月の適合証明取得を達成しました。

また、松葉エキスの米国市場での認知度を高めるために、Labdoorでの評価獲得に向けた申請手続きも、スタンデージが代行して行いました。これにより、松葉エキスは最高評価を受け、国際市場における信頼性が一層高まりました。

海外市場への期待


かわばた社の製品は、赤松葉を原料とした松葉エキスを中心に、様々な健康補助食品を展開しています。その高いポリフェノール含有量と抗酸化力は、選ばれる理由の一部です。特に、米国市場では、消費者の健康意識が高まる中で、品質の保証が求められています。

「おまかせ貿易」を通じて得た国際的な信頼性は、今後の販路拡大において非常に貴重な武器となることでしょう。川端安利社長は、「中小企業にとって、海外販路の開拓は困難を伴うが、今回の取得を機にさらなる成長を目指します」と期待を寄せています。

今後の方向性


今回のJFS-B規格の取得とLabdoorでの評価獲得は、かわばた社の製品の国際市場での競争力を大いに引き上げる要素です。今後、同社はさらなる品質向上を図りつつ、国内外での展開を加速させる考えです。

伝統的な製法にこだわりつつも、新たな挑戦を続ける株式会社かわばた。彼らの製品が、国内外でどのように発展していくのか、引き続き注目していきたいと思います。


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