広島の食文化を未来へ繋ぐ「ひろしまパスタ」
広島県が推進する「おいしい!広島」プロジェクトの一環として、カゴメ株式会社が広島名産の食材をふんだんに使用した「ひろしまパスタ」を開発しました。2023年4月から開始されたこの取組みは、G7広島サミットの開催に合わせ、県産品の魅力を国内外に伝えることを目的としています。
表彰式の概要
2025年3月25日、広島市にあるカゴメ株式会社の中四国支店にて、「ひろしまパスタ」メニューを考案した小学生の表彰式が行われました。このイベントには、広島県知事の湯﨑英彦氏や、西日本高速道路サービス・ホールディングスの高官、フレスタやイズミの代表者も参加し、多くの注目が集まりました。
表彰式では、昨夏に募集した「ひろしまパスタ」メニューの中から、創意工夫や食材の活用方法に優れた作品を審査。グランプリを含む10作品が選ばれ、受賞した小学生には賞状が手渡されました。グランプリに輝いたのは、舟本さんによる「ぜいたく広島まぜまぜパスタ」です。
受賞メニューの紹介
受賞メニューは、全33品から選ばれたもので、広島の食材をふんだんに使い、美味しさと見栄えを兼ね備えたものばかりです。他の受賞作品には「元気もりもりパスタ」や「しらすと広島菜漬けの冷製豆乳トマトクリームカッペリーニ」など様々なアイデアが盛り込まれています。これらは、広島の特産物を活かし、地域の食文化を体感する絶好の機会となるでしょう。
プロジェクトの目的
「おいしい!広島」プロジェクトは、広島の農林水産物を皆に知ってもらうための取り組みです。県の魅力的な食文化を次世代へ伝え、域内外にその素晴らしさを発信することが大きな目的です。カゴメは、この活動を通じて、広島県産の美味しさを広め、地域活性化を図る意義深いプロジェクトに協賛しています。
未来へつなぐ第一歩
表彰式には多くの関係者が集まり、受賞作品の試食も行われました。湯﨑知事は、今回のプロジェクトが地域の次世代を担う子どもたちに、地元の素材の良さや、食文化への理解を深める良い機会になったと述べています。また、将来的には、広島の美味しさを全国、そして世界へ送り出し、多くの人々に「おいしい!」と思ってもらえるような地域を目指していく意気込みも見せました。
生み出された「ひろしまパスタ」は、広島県内のスーパーマーケットやレストランで提供される予定です。さらに、一般家庭でも楽しめるレシピやメニューが展開されることで、広島の豊かな食文化がますます広がることが期待されます。
このイベントを通じて、広島の多様な食材の魅力が改めて認識され、地域を代表する料理としての地位を確立していくことでしょう。私たちも、この「ひろしまパスタ」と共に、広島の素晴らしい食文化を楽しみ続けましょう。