国産米と環境価値
2026-09-02 14:47:13

環境に配慮した国産米の供給を実現した愛知の企業連携

環境に優しい国産米供給への新たな挑戦



愛知県名古屋市に本社を構える株式会社TOWINGと、東京都千代田区の兼松株式会社は、九州の福岡市に本社を置く株式会社力の源カンパニー(以下、力の源)との連携を通じて、国産米とその生産過程で生まれた環境価値をセットで供給する画期的な取り組みを始めました。この国産米は、全国に展開するラーメン専門店「一風堂」の一部店舗にて提供され、一風堂の食文化に新しいテイストを加えることとなります。

この供給に際しては、特に注目すべきは、バイオ炭の施用です。日本農業が厳しい環境下にある中で、TOWINGはあきたのこまち農場で生産された米の栽培において、農地に水を張る前にバイオ炭を施用しています。この施用によって、土壌に蓄えられた炭素が温室効果ガス(GHG)削減の資源としてJ-クレジット化され、力の源の環境負荷低減の取り組みに寄与しています。また、TOWINGはバイオ炭の提供を行い、同時にJ-クレジットの創出と無効化のプロセスを担っています。

実践された方法論はJ-クレジットAG-004「バイオ炭の農地施用」と名づけられ、先進的な農業技術を駆使して生産の効率を高めています。例えば、今回の取り組みでは、化学肥料の使用量を地域の基準値の半分以下にまで削減したとか。これにより、環境への配慮も大切にしつつ、持続可能な農業を目指して新たな地平を切り開いています。

また、今回のプロジェクトは、TOWINGと兼松にとって初のJ-クレジットと農産物のセット販売という重要な一歩でもあります。これにより、米のトレーサビリティも確保され、消費者に対して透明性のある供給がなされることに繋がります。このような取り組みは、環境に対する意識の高まりや持続可能な社会を実現するための重要な指針となっていくことでしょう。

TOKING、兼松、力の源、そして生産者の4社は、農林水産省の「みどりの食料システム戦略」に基づき、持続可能な国産米の生産と供給体制の構築に向けた取り組みを進めていきます。

株式会社TOWINGについて



TOWINGは、2020年に設立され、「サステナブルな次世代農業を起点とする超循環社会を実現する」という使命のもと、地域未利用のバイオマスを活用した高機能バイオ炭「宙炭」を製造・販売しています。名古屋大学発のスタートアップとして、環境技術に特化した研究と開発を進めています。

さらに、今後は宇宙開発にまでエコロジーの理念を広げ、月面農業実現に向けた研究も行っています。TOWINGは、中小企業イノベーション創出推進基金事業に採択されており、地域農業や環境問題に貢献する先駆者として注目されています。

これからも、TOWINGは次世代の持続可能な農業を牽引し、愛知県をはじめ全国の方々に貢献し続けることでしょう。


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