エターナルホスピタリティグループ、ENEOSとの提携で廃食油からの航空燃料生産を実現

エターナルホスピタリティグループ、ENEOSと廃食油活用の新たな提携

エターナルホスピタリティグループは、ENEOS株式会社と連携し、焼鳥屋「鳥貴族」から排出される廃食油を活用した持続可能な航空燃料（SAF）の原料化に向けた協定を締結しました。これにより、航空業界の脱炭素化への貢献を目指します。

取り組みの背景

この提携は、エターナルホスピタリティグループの廃食油を、ENEOSが開発中の国内最大規模のバイオ燃料製造プラントで使用するもので、341店舗の「鳥貴族」から回収される廃食油がその源となります。SAFは主にバイオマスや廃食油を原料とし、従来のジェット燃料とは異なり、地球環境への負担を軽減することが期待されます。

具体的な取り組み

エターナルホスピタリティグループでは、国産の鶏肉を用いた焼鳥の提供をする「鳥貴族」が、これまで以上に持続可能な形でビジネスを展開できるよう努めています。協定締結の結果、これらの店舗から集められる廃食油は、ENEOSのプラントで新たな燃料として転換されます。この工程を通じて、航空業界の脱炭素化を計画的に進める姿勢が伺えます。