中国新聞グループが「TUNAG」を導入 新たな成長へ向けた一歩
広島県を中心にメディアや人材派遣など18社で構成される中国新聞グループが、従業員体験プラットフォーム「TUNAG」を導入しました。これは、同グループが2024年冬に示した「グループ成長戦略2032」に基づくもので、組織内のコミュニケーションの改善を目指しています。
組織変革の背景
中国新聞グループは、非連続な環境変化に直面しており、少子高齢化や労働力の減少、異業種からの競争激化などがその一因です。こうした状況に対処するため、同グループは効果的なコミュニケーションの強化を最優先にした取り組みを開始しました。この施策の一環として、「TUNAG」というプラットフォームを導入することにしました。
TUNAG導入の目的
導入の主な目的は、コミュニケーションとエンゲージメントの強化です。これまでグループ内では、各社が異なるITツールを使用していたため、情報の共有や現場への伝達が遅れがちでした。特に、PCを持たない現場のスタッフにとって、情報をリアルタイムで受け取ることが難しく、グループ全体のシナジーを最大化する上での課題となっていました。
TUNAGの選定理由
中国新聞グループが「TUNAG」を選んだ理由は、以下の3つのポイントにあります。
1.
伴走型支援
単なるツール提供ではなく、活用状況に応じた提案を行うサポートが得られる点が評価されました。
2.
使いやすいUI・UX
PCや社内メールを持たない従業員でも、個人のスマートフォンから安全にアクセス可能で、直感的に操作できる点が支持されました。
3.
柔軟な組織適応性
組織構成に合わせた権限設定が可能で、複雑な体制にもフィットする柔軟性が評価されました。
活用シーンと今後の展望
「TUNAG」は2026年4月から本格運用を開始し、約1,400名の従業員が利用していく計画です。主な活用シーンとしては、
- - 各社の情報を集約したポータルサイトを通じて、グループ全体の最新情報を明確にわかるようにします。
- - 各社の社長メッセージや取り組みをリアルタイムで発信し、グループの成長戦略を浸透させる役割を果たします。
- - プロフィール機能により、社員同士が互いに理解し合えるきっかけを作ります。
さらに、グループの多様性を活かしながら、今後の文化の醸成に向けたサポートを全力で行う予定です。これにより、社員が一つのチームとして結束し、互いに称え合う文化が生まれることが期待されています。
最後に
中国新聞グループの担当者もコメントしている通り、コスト面や業務特性から業務システムの統一は見送ったものの、まずはコミュニケーションの強化に特化した「TUNAG」を導入したことは、今後の組織の発展に大きな影響を与えると考えられています。導入直後から現場から高い評価を得ており、今後のさらなる効果が期待されています。
中国新聞グループとスタメンの取り組みが地域の活力を引き出すことにもつながるでしょう。