愛知のシステムリサーチ、カルチャーブックで社員の共感を強化
企業の魅力を内から引き出すための施策として、株式会社システムリサーチが制作したカルチャーブックが注目を集めています。このプロジェクトは、ブランディング支援を行う株式会社イマジナによって実現されました。2025年4月1日に開催された入社式で、新入社員たちに初めて手渡されたこのブックは、企業の価値観や想いを社員に深く浸透させることを目的としています。
カルチャーブック制作の背景
愛知県名古屋市に本社を持つシステムリサーチは、ここ数年で急速に成長を遂げました。特に新卒採用においては、数字としてもその成果が表れ、過去4年間で採用人数を1.5倍に増加させるなど、組織は大きく拡大しています。こうした状況下、企業としての方向性を再確認するために新たな経営ビジョンを策定し、これに基づいてカルチャーブックの必要性が高まったのです。
社員が企業の理念やビジョンを共通語とし、共感を持って働ける環境を作るため、インナーブランディングの一環としてこのブックが制作されました。これにより、各社員が自らのストーリーと会社のストーリーを重ね合わせられることを意図しています。
ブランドの“共感”を生む、ストーリーある構成
今回のカルチャーブックは、単なる理念の羅列ではなく、会社が大切にしてきた背景や未来への思いをも含む構成になっています。これにより、社員が自分自身との関連性を見出しながら、経営理念やビジョンをより身近に感じることができるのです。
制作を担当したイマジナは、「企業文化は理解ではなく共感から始まる」という理念のもと、多数の企業にブランディング支援を行っています。これにより、社員が組織に対して抱く愛着と誇りを育んでいくことが狙いです。
入社式での意義深い配布と社長のメッセージ
2025年の入社式では、平山社長が新入社員一人ひとりにカルチャーブックを手渡し、意義を説明しました。社長自身がその想いを語ることで、経営理念やビジョンの重要性を伝え、社員に対して強い期待を寄せる場面が見受けられました。「経営ビジョンは、企業がありたい姿だけでなく、社員自身の目指す姿でもある」ことを強調し、組織の目標達成へ向けた日々の行動の重要性についても触れました。これにより、全員が同じ閃光を見上げ、共に歩むための新たなスタートが切られたのです。
今後の展望と企業文化の強化
システムリサーチでは、次の10年を見据え、「全員が同じ方向を見て進む」ことの大切さを忘れずに取り組んでいくことを目指しています。それぞれの社員が自らの役割に誇りを持つことで、組織全体が強固な基盤を持つと考えています。
私たちイマジナは、そんな目標の実現をサポートする立場として、単なる言葉で終わるのではなく、社員の心に響く形で理念やビジョンを実現し、しっかりと根づく仕組みづくりのお手伝いをしていきます。これからも、社員一人ひとりが互いに支え合い、共に成長する企業文化を築いていくことで、システムリサーチはさらに飛躍することでしょう。