法人向け即日荷物輸送『東海道マッハ便』がサービスを拡充、6駅で利用可能に

東海道マッハ便のサービス拡充

法人向けの即日荷物輸送サービス『東海道マッハ便』が、2023年7月1日よりサービスの拡充を行います。このサービスは、東海道新幹線の業務用室を活用し、高速・正確・低振動・環境負荷が非常に小さい特性を活かしています。新たに、これまでの『こだま号』に加え、『のぞみ号』と『ひかり号』の業務用室が活用されることで、荷物輸送のスピードが大幅に向上しました。

拡大した利用可能駅

今回のサービス拡充により、対象駅が大きく広がりました。従来の主要駅に加え、新たに『京都駅』が追加され、以下の6駅でのサービス提供が可能となっています。

- 東京駅
- 静岡駅
- 三河安城駅
- 名古屋駅
- 京都駅
- 新大阪駅

この広範囲なネットワークにより、荷物の即日配送がより一層便利になります。

速達性の向上

『のぞみ号』や『ひかり号』の活用による速達性の向上が期待されます。具体的には、2025年3月ダイヤ改正時点において、荷物の到達時間が平均して10分単位で切り上げられるため、より迅速な配送が実現します。もちろん、この速達サービスを利用する際には、荷物の受け取りや引き渡しにかかる時間を考慮する必要があります。

面倒な手続きもなく、簡単利用

『東海道マッハ便』を利用する際、基本的には出発駅から到着駅までの駅間配送が行われます。ただし、オプションとして指定の拠点への集荷（ファーストワンマイル）や配達（ラストワンマイル）も可能です。このサービスを利用するには、物流事業を担うジェイアール東海物流株式会社との契約が必要です。

利用申込方法

利用を希望する場合、約1週間前に対象列車や荷量、荷姿などの内容を確定させることが求められます。詳しい内容については、ジェイアール東海の荷物輸送担当にお問い合わせいただくことが必要です。例えば、こちらのアドレスに連絡することでサービスの詳細を確認できます。

未来への展望

『東海道マッハ便』がもたらす新たな需要創出についても期待が高まります。今後も、JR各社や新幹線沿線地域との連携を図りながら、全国的な荷物輸送の利便性向上に取り組んでいくものと思われます。新幹線の特性を活かしたこのサービスは、忙しいビジネスパーソンにとって非常に頼もしい存在となることでしょう。

荷物を速やかに、そして確実に届けたい方々にとって、『東海道マッハ便』は利用価値の高い選択肢と言えるでしょう。ぜひ、サービスを利用してみてください。そして、移動と同時に荷物の輸送もスムーズに行える新しい時代の到来を実感してください。