河合電器製作所の新たな挑戦
愛知県名古屋市にある河合電器製作所が、時代に即した新しい熱技術のサービスを始めることになりました。その名も「設備開発の伴走支援サービス」。2025年7月29日からのスタートを予定しており、熱を必要とする各種設備の設計や開発において、専門的な技術と知識でお客様をサポートします。
創業96年の伝統と革新
河合電器製作所は、1929年の創業以来、熱に特化した製品を提供してきました。最初ははんだごての修理から始まり、経済成長期には炊飯器やアイロンの電熱部品を製造。その後、工業用電気ヒーターのオーダーメイド製造へと発展してきました。時代の変化に応じて「熱のカタチ」を常に進化させてきた同社が新たに提案するサービスは、熱を用いた設備の開発において、お客様のニーズに柔軟に応えるものです。
サービス概要
この新サービスは、電気ヒーターを活用した加熱を必要とする設備に焦点を当てています。具体的には、新規設備の構想段階から、設計、試作、評価、量産化の準備、さらにはアフターフォローまで、プロジェクトの全過程において支援を行います。お客様が抱える「こうしたい」という要望に対し、具体的な形にすることがサービスの目的です。
課題解決へのアプローチ
河合電器製作所では、現場での技術者や開発担当者が直面する課題を理解し、これまでの経験から得た知識を基に問題解決に取り組んでいます。特に、熱源を製造装置や設備に搭載する際の知識不足や、熱の特性を考慮した設計が課題として挙げられます。これらの課題に早期に対処することで、よりスムーズな開発を実現します。
サービスの特長
1. 高度な熱の課題への対応
熱の専門知識を最大限活用し、設備開発の初期段階から課題を解決します。これにより、開発速度が向上します。
2. 早期課題特定
熱の伝わり方や周囲の環境による影響を的確に分析し、必要な対応策を素早く見極めることが可能です。
3. 一貫したサポート
プロジェクト全体を通じて支援を行うことで、リソース不足を解消し、コア業務に専念できるようになります。
4. 技術エコシステム
独自の熱解析シミュレーション技術を用いることで、開発資源やコストを抑えつつ、高品質を実現します。
具体的な支援内容
このサービスでは、さまざまな業種における具体的な支援例が挙げられています。
- - 工業製品製造装置:熱盤の開発支援を通じて、温度ムラや盤のゆがみを改善。
- - 食品製造装置:電気炉の開発を通じて性能向上と省エネルギーの両立。
- - 印刷装置:インク乾燥用熱源の開発を行い、最適な温度コントロールを実現。
これらのケーススタディは、河合電器製作所がどのようにお客様のニーズに応えているかを示しています。
まとめ
「設備開発の伴走支援サービス」は、河合電器製作所が96年の歴史をもとに新たに提供する、熱技術を用いた革新的な取り組みです。お客様の悩みを共に解決し、持続可能な技術革新を支援する姿勢は、多くの企業にとって貴重なパートナーシップとなることでしょう。興味のある方は、ぜひ河合電器製作所の公式サイトを訪問してみてください。
公式サイト
会社概要
株式会社河合電器製作所
代表者:代表取締役 佐久真一
所在地:愛知県名古屋市天白区中平1-803
事業内容:熱技術に関するコンサルティング、電気ヒーターの設計・開発・製造・販売
お問い合わせ先
株式会社河合電器製作所 Public Relations 神谷友芽
住所:愛知県愛知郡東郷町春木勘右エ門新田113
TEL:0561-39-1151 FAX:0561-38-8364