インドで人材育成
2025-12-24 16:05:30

愛知からインドへ!新たな人材育成プログラム「oyakata scrum」の始動

愛知からインドへ!新たな人材育成プログラム「oyakata scrum」の始動



愛知県名古屋市を拠点とするアイティップス株式会社(代表:クマール ラトネッシュ)は、建設機械業界大手のコマツのインド法人と手を組み、インドでのものづくり人材育成プログラム「oyakata scrum」を開始しました。本プログラムは、日本の企業で活躍できる人材を育成することを目的としており、入学後の1年間で基礎から応用、実践までを網羅したカリキュラムが用意されています。

プログラム概要



「oyakata scrum」は、4つのタームに分かれた1年間のカリキュラムで構成されており、最初の6ヶ月はoyakata Skill Training Centre(OSTC)にて基礎と応用教育を実施。基礎コースでは、安全衛生教育や日本語の基本を学びながら、日本の職場で必要不可欠な安全意識やコミュニケーション能力を身につけます。一方、応用コースでは、報連相や日本式の現場マナーを学ぶことで、実際の職場に即した行動様式を習得します。

後半の6ヶ月は、KIPLでの実地研修が中心となります。こちらでは、油圧ショベルの基礎知識及び基本操作を習得後、OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)を通じて安全に確実な作業方法を学びます。また、実践コースでは、より高度な油圧ショベルの操作を行い、リーダーシップ訓練も兼ねて実施されます。

次世代のものづくりを担う人材育成



「oyakata scrum」は、インドの若者に新たなキャリアのチャンスを提供するとともに、日本の企業にとっても早期に活躍できる優秀な人材の確保を目指しています。インド政府の「国家戦略特区」事業としても認定されており、教育から来日後のサポートまでを一貫して実施するモデルとして、注目を集めています。

これまでに150名以上の入学者を受け入れてきたoyakataの訓練校では、厳しい訓練を経た者のみが特定技能評価試験に進むことができ、その結果として世界で最も高い合格率を誇っています。これは、インドの若者にとっての新たな未来を描く大きな一歩となります。

コメント



コマツインディアの副社長C.Sundararajan氏は、「インドでの建設機械オペレーターの育成は、CSR活動の一環であり、これまでに延べ221名の人材を育成してきました。今回の取り組みは、培ったノウハウを日本の現場に活かす新しい機会です」と、その意義を語ります。さらに、アイティップスの代表であるクマール ラトネッシュ氏も、「すべてのがんばる人に幸せを」という理念を掲げ、インドの若者と日本の企業の橋渡しをすることに使命感を持って取り組んでいます。彼は、「共通のスキルを学びながら、実践的な環境で成長できるカリキュラムを提供することで、両国の産業が互いに発展できる基盤を築くことを目指しています。」

結論



この「oyakata scrum」が、インドの若者にとって「挑戦してみたい」と思えるきっかけになり、日本の多くの企業にとっても「安心して任せられる仲間」との出会いにつながることを願ってやみません。今後の展開が非常に楽しみです。


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