オーバルガーデンの新機能
2025-08-21 14:15:15

オーバルガーデンでの熱中症対策を強化する新たなAI機能の導入

品川シーサイドフォレストオーバルガーデンは、活気ある都市空間として多くの来訪者に親しまれています。2025年8月15日から、ここでは自律移動型警備ロボット「SQ-2」が、AIを活用して新機能を搭載し、熱中症対策を強化する取り組みが始まりました。このイニシアチブは、記録的な猛暑が続く中で人命を守るために重要なステップです。

オーバルガーデンの広さは約4万㎡にも及び、日中には50度に達することもある過酷な環境です。そのため、常駐警備員が全域を24時間監視することは非常に困難です。そこで、SEQSENSE株式会社は、警備ロボットSQ-2の運用において、AIによる倒れている人検知機能を取り入れました。この新機能が活動を開始することで、ロボットは巡回中に倒れている人を発見することができ、その情報をリアルタイムで防災センターに送信します。これにより、迅速な救急対応が可能となります。

AI技術によって強化されたSQ-2は、倒れている人を検知すると、内蔵のAI自動認識機能が自動でアラートを発信し、監視員がその場に急行できる体制を整えています。このシステムによって、特に目視による確認が難しい時間帯でも、危険な状況を早期に把握し、対応することが期待されます。

SQ-2は3D LiDARを搭載しており、立哨や巡回、来館者対応などさまざまな警備業務を行います。この技術により、ロボットは施設内での移動の自由度が高く、周囲の状況をしっかりと把握して行動できます。また、これによって施設管理のコスト削減にも寄与しており、管理の効率性を大きく向上させる役割も果たしています。

この取り組みは、タスクル・ジャパンが支援しており、これまでに6台のSQ-2を導入した実績があります。タスクルは愛知県名古屋市に本社を構え、不動産管理に特化したコンサルタント会社としても知られています。同社の専門的なノウハウが、オーバルガーデンでの警備に貢献しています。

さらに、品川シーサイドフォレストオーバルガーデンは、来場者が安心して訪れることのできる場所を目指しています。この新たなAIによる倒れている人検知機能の導入によって、特に幼児や高齢者のような弱者がいる場面でも、より安全な環境が実現することが期待されます。

今後も品川シーサイドフォレストでは、技術革新を活かし、多様な対策を講じることで、地域の安全と安心を支える存在となるよう努めます。これからの夏季シーズンも、SQ-2が活躍する姿が見られることでしょう。是非、多くの方にオーバルガーデンに足を運んで、最新の安全対策を体感していただきたいと思います。


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