徳島の音声案内
2025-03-03 10:50:18

徳島県内ファミリーマートで開始!ご当地言葉の音声案内リニューアル

イーネットATMがご当地言葉で新たな試み



株式会社イーネットが株式会社阿波銀行と連携し、2025年3月3日(月)から徳島県内の小売店「ファミリーマート」に設置されたイーネットATMで、地元の方言による音声案内を導入しました。この取り組みは、地域のお客さまに親しみを持ってもらうことを目的としたものであり、地元の言葉での挨拶が行われます。

この新しい試みは、徳島大学の村上敬一教授の監修のもとで行われ、阿波銀行の行員が実際に音声を収録しました。挨拶のフレーズには「いらっしゃいませ」と「ありがとうございました。またお越しください」が含まれ、各エリアの方言が使われます。徳島県内は、地域ごとに異なる言葉でお出迎えする仕組みです。

エリア別の挨拶内容


現地のATMは、主に3つのエリアに分かれています。それぞれのエリアごとに用意された言葉は次の通りです:

  • - 北東部(徳島市、鳴門市、板野郡)
- いらっしゃいませ:よーきたなー
- ありがとうございました:また、きてよ

  • - 南部(阿南市、小松島市)
- いらっしゃいませ:こんにちは よーきてくれたなー
- ありがとうございました:また、きてよ

  • - 西部(阿波市、吉野川市、三好市、美馬市)
- いらっしゃいませ:よーきてくれたなー
- ありがとうございました:また、きーよー

この取り組みは、地域住民や観光客に優しいサービスとして、多くの期待が寄せられています。地元の言葉での接客は、地域の文化を伝える一助となるでしょう。

ATM設置情報


現在、徳島県内には64台のイーネットATMが設置されており、その内訳はファミリーマート58台、さらにハローズ4台、MEGAドン・キホーテ徳島店1台、徳島健生病院売店1台です。これにより、幅広い地域の方々がこの新しいサービスを利用できるようになっています。

ご当地言葉対応の広がり


イーネットでは、2012年から沖縄県を皮切りに各地域にご当地言葉対応のATMを展開しており、徳島県は19府県目の展開となります。さらに、これにより国や地域を越えて、各地の文化がより身近になることが期待されています。

各地域のご当地言葉の音声は、イーネットの公式ウェブサイトで試聴することができ、全国各地域の多様性を感じる良い機会となっています。

また、ATM上部にはデジタルサイネージが設置されており、地域の名所や観光地の写真と共にご当地言葉の紹介動画が放映されています。音声は流れませんが、視覚的にも地域の魅力を伝えています。この情報は約5分ごとに15秒間放送されます。これをきっかけに、地域に訪れる人々が徳島の文化に一層親しむことができるでしょう。

まとめ



イーネットのご当地言葉によるATM音声案内は、地域に密着した新しいサービスとして、徳島県民のみならず観光客にも親しまれることでしょう。このような取り組みを通じて、地域文化の発信と交流が深まることを期待しています。今後の展開が楽しみです。


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