歯ブラシリサイクル
2025-04-03 14:09:49

宿泊客参加型の歯ブラシリサイクルプログラム始動!環境に優しいホテルとなる一歩

宿泊客参加型の歯ブラシリサイクルプログラムが始まります



株式会社グリーンズが運営するコンフォートホテル四日市とコンフォートホテル中部国際空港では、2025年4月2日の『CO2削減の日』に向け、宿泊客と共に「歯ブラシリサイクル」プログラムを試験導入します。このプログラムは、使用済みの歯ブラシを回収しリサイクルする取り組みで、廃棄物削減とプラスチック資源の循環を目指します。

プログラムの背景


日本国内では、毎年約18万本の歯ブラシが廃棄されています。この数は非常に多く、持続可能な社会の実現に向けて何とかしていかなければなりません。グリーンズは2030年CSR宣言のもとで、廃棄物削減を図り、環境負荷の低減に取り組んでいます。このプログラムでは、宿泊客の協力を得て、年間約9万本を回収する目標を掲げています。これにより、CO2排出量を削減し、資源の再利用を促進します。

プログラムの流れ


このプログラムの流れはいたってシンプルです。宿泊客はチェックアウト時に使用済み歯ブラシを浴室のコップに立てるだけ。この方法により、清掃スタッフが容易に識別し、確実に回収できる仕組みを作ります。回収された歯ブラシはコニックス株式会社の清掃スタッフによって分別され、その後、株式会社JTB商事の協力を得てリサイクル処理が行われます。最終的には、新たな歯ブラシとして再生されます。

環境意識の向上を狙う


この試みは、宿泊客が自身の行動が環境のためになっていることを実感できる機会でもあります。また、ホテルの従業員の環境意識も向上し、さらなる取り組みへとつながることが期待されます。環境に配慮した行動が、日々の宿泊業務における意識を変える場となることを願っています。

サステナビリティに向けた取り組み


グリーンズは「環境にも人にも優しいホスピタリティあふれる企業」を目指しており、このプログラムはSDGs(持続可能な開発目標)にも貢献します。特に、目標12(つくる責任つかう責任)や目標13(気候変動対策)、目標17(パートナーシップで目標を達成しよう)に該当します。地域社会との連携を強化し、さらなる環境配慮のあるホテル運営を推進します。

試験運用の対象ホテル


今回のプログラムが試験的に導入されるのは、コンフォートホテル四日市(149室)とコンフォートホテル中部国際空港(348室)です。両ホテルでは、宿泊客に向けて「歯ブラシリサイクル案内シール」を掲示し、視覚的にわかりやすい形で案内を行います。

このプログラムを通じて、宿泊客は自らの選択が環境に良い影響を与えることを実感し、持続可能な社会の実現に向けた一助となることでしょう。清掃業務を行うコニックス株式会社とリサイクルシステムを提供する株式会社JTB商事との協力によって、持続可能な未来に向けて一歩を踏み出すこの取り組みに、多くの宿泊客が参加してくれることを期待しています。そうすることで、私たちの地球を少しでも良い方向に向けることができるのです。


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