アゴダとWWFの強力連携
2025-01-21 11:46:21

アゴダがWWFと連携し、アジアでエコディールズプログラムを拡大の取り組み

アゴダとWWFの強力連携によるエコディールズの拡張



デジタル旅行プラットフォーム「アゴダ」を運営するAgoda Company Pte. Ltd.が、ASEAN観光フォーラムでの発表を通じて、世界自然保護基金(WWF)とのパートナーシップを強化し、第4回「エコディールズ」プログラムを新たに展開しました。このプログラムは、アジア地域の野生生物保護と生息地の保全に力を入れており、訪問者が持続可能な選択をする機会を増やしています。

アゴダは、2024年の寄付目標を100万米ドルから150万米ドルに引き上げ、日本や韓国を新たに加え、計10の市場での実施を計画しています。これまで同様、プログラムに参加するホテルでの予約1件につき1ドルがWWFの保全活動に寄付されます。資金は、日本における湿地回復や、フィリピンのジンベエザメ保護など、多岐にわたる保全プロジェクトに充てられます。

このエコディールズプログラムの予約は、2025年の1月20日から12月19日まで可能です。すべての寄付が、地域の重要な生態系の保護や生物多様性の維持に貢献することを目的としています。

「サステナブルツーリズム・インパクトファンド」で中小企業をサポート



さらに、アゴダはWWFシンガポールおよびUnTours財団と協働し、「サステナブルツーリズム・インパクトファンド」を設立。このファンドは、観光業の持続可能性に向けた中小企業(MSMEs)への低利融資を特徴とし、企業が必要な資金を確保できるようサポートします。アゴダは最初に10万米ドルを提供し、目標寄付額の達成に伴い、最大15万米ドルまで引き上げる予定です。

この取り組みの背景には、観光業界における持続可能性を推進し、地域経済を発展させる必要性があります。観光関連の中小企業が、環境保護と地域活性化に向けた創造的な解決策を模索することを支援することが狙いです。

パートナーシップを通じた持続可能な未来の構築



Agoda Company Pte. Ltd. COOのダミアン・フィルシュ氏は、エコディールズプログラムがアジアの観光地と野生生物の保護を支援することを願っており、未来の世代が自然の美しさを存分に感じられるような観光の実現を目指しています。また、マレーシア観光芸術文化大臣のダト・スリ・ティオン・キング・シン氏も、ASEAN全域での持続可能な取り組みの重要性を訴え、自国での観光の持続可能性向上に寄与することを期待しています。

このように、アゴダとWWFの協力は、野生生物保護の強化に加え、持続可能な観光業の確立に向けた重要な一歩となるでしょう。WWFシンガポールのCEO、ヴィヴェック・クマール氏は、この取り組みが日本や韓国に拡大したことで、さらなる影響をもたらすと期待感を表明しています。

この「エコディールズ」プログラムを通じて、個々の旅行者が選んだ宿泊施設がどのように生態系保護に寄与するかを意識できるようになり、未来の持続可能な観光のモデルケースとなることを期待します。興味のある企業や団体は、ファンドのウェブサイト(UnTours財団)から詳細を確認可能です。アゴダの持続可能な取り組みを通じて、あなたも未来の保全活動に参加してみてはいかがでしょうか。


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