名古屋市立八幡中学校にて、7月16日に体験型職業人講話「JOBfes」が開催されました。このイベントは、中学生が自分の将来の可能性について考える一環として、実社会で活躍する職業人たちから直接話を聞く機会を提供しました。名古屋市は、キャリア教育を重要視しており、子供たちが「好き」や「できる」を大切にしながら、自分らしい生き方を探求する力を育むことを目的とした「キャリアタイム」を設けています。
「JOBfes」では、15社の様々な企業や団体が参加し、それぞれが異なる職業に関する講座を実施しました。多彩な職種に触れられるこの特別授業は、90分間×2回にわたって行われ、中学生たちは多様な職業の魅力を直に学ぶことができました。
株式会社haco.はこのイベントで「営業」というテーマの講義を担当しました。営業職という普段はあまり目にしない職業についての理解を深めるために、参加した生徒たちには身近な日常的なシーンと営業の仕事を結びつけて説明しました。特に重要視したのは「相手の事を知り、相手の立場で考え、提案し、決断を促す」という営業職の本質です。
この講義の中では、グループワークを通じて生徒たちが協力し合いながらアイデアを出し合う場面が印象的でした。例えば、提案するために必要な情報を考えたり、実際にどのように質問すれば相手から望む情報を引き出せるかを検討したりしました。これらの活動を通じて、生徒たちは営業職の持つ役割に対して具体的なイメージを持つことができました。
参加した44名の生徒たちによるアンケート結果では、授業が非常に面白かったという回答が100%を記録。この高い満足度の背景には、彼らが授業を通じて学んだことがしっかりと心に残ったことがあるようです。生徒たちのコメントからは、営業の仕事の近さや、コミュニケーション能力の重要性を認識したことがわかりました。特に「相手を知る・考える・立場に立って話す」というスキルは、将来にわたって役立つ宝物として大切にしたいとの声も聞かれました。
このように、八幡中学校での「JOBfes」は、働くことの意味を再認識する素晴らしい機会となりました。また、㈱haco.では、今後もこのような教育支援に力を入れていきます。キャリア教育の推進において、企業や団体が共に協力し、未来を担う若者たちに貴重な学びを提供できるよう努めてまいります。
haco.では、特定のテーマや課題に基づいた講座やガイダンスの企画設計から実施までを行っており、「新たな講座を一から作るのは難しい」「現役社会人を巻き込んだ場を提供したい」といったお困り事に対応しています。興味のある方はぜひお問い合わせください。
公式HP:
https://www.team-haco.com
株式会社haco.の代表、和田美鶴は、以前リクナビの副編集長を務めたことがあり、18年間に渡るHR分野での経験を背景に、キャリア支援の新たなインフラを築いています。特に『Career.base』という学校ごとにカスタマイズ可能なキャリア支援ポータルサイトを立ち上げて注目を集めています。
これからも、名古屋エリアでのキャリア教育の向上に寄与できるよう、引き続き様々な取り組みを行っていきます。