名古屋市のコインランドリーが地域防災体制を強化、災害時の避難所機能を発揮

名古屋市の新しい防災の形

名古屋市熱田区に位置するコインランドリー「ブルースカイランドリー」が、大規模災害時の地域防災力向上を目的に、千年学区防災安心まちづくり委員会と覚書を締結しました。この協定は、災害時に地域住民を支援するための包括的な体制を構築するものです。

防災協定の締結

2025年3月13日、株式会社ジーアイビーの代表鈴木衛と、千年学区連絡協議会の加藤とめ子会長は、災害協定の締結式を行いました。この協定により、万が一災害が発生した際には、ブルースカイランドリーが一時避難所として機能し、簡易発電機や炊き出し設備を提供することが約束されています。これにより、地域住民の安全・安心な生活を守るための体制が整いました。

災害対応型洗濯業務で地域貢献

「ブルースカイランドリー」は、通常のコインランドリーとしての利便性に留まらず、災害時には一時避難所としても役立てられるよう備えています。特に、LPガスを利用したエネルギー自立設備や非常用発電機、炊き出しセットを備えた「災害対応型ランドリー」として全国展開を進めています。

災害時に備えた設備

このランドリーには、以下のような重要な設備が整っています:

- エネルギー自立設備: LPガスを用いて発電や炊き出しを行い、3日分のガスを備蓄。
- 非常用発電機: 携帯電話の充電や簡易電力供給が可能。
- 炊き出しセット: 被災者に温かい食事を提供できる装備。

これらの設備によって、災害時には迅速に避難所機能を提供できる設計となっており、地域住民にとって強い安心感をもたらします。

未来の展開

株式会社ジーアイビーは、今後500店舗の展開を目指し、新規店舗も可能な限り災害対応型とする方針です。既に全国57カ所と災害協定を締結しており、さらなる地域貢献と防災支援を強化しています。災害対応型ランドリーを拡大することで、多くの方々の安心安全な避難生活をサポートし続けることが目標です。

会社概要

ジーアイビーは、地域のニーズに応えるため、豊かで快適なライフスタイルを提供する企業です。コインランドリーの運営だけでなく、電力コスト削減ソリューション「GIブレーカー」や、リラクゼーションサロン「5nowa.」など、様々な事業で地域貢献に努めています。

このような取り組みを通じて、ジーアイビーは地域の安心・安全を確保し、より良い生活環境の提供に貢献していくことでしょう。