ノーマン・ロックウェル展
2026-06-04 11:27:19

セトの技術とロックウェルの魅力を堪能する「続・ノーマン・ロックウェル展」

セトの技術とロックウェルの魅力を堪能する「続・ノーマン・ロックウェル展」



名古屋の横山美術館で、待望の企画展「続・ノーマン・ロックウェル展」が2026年6月5日から9月27日まで開催されます。この展覧会では、アメリカの著名なイラストレーター、ノーマン・ロックウェル(1894-1978)の魅力を立体的に感じることができる貴重な機会です。

ノーマン・ロックウェル:アメリカの心を描く


ノーマン・ロックウェルは、1916年から1970年までアメリカの雑誌『サタデー・イブニング・ポスト』の表紙を手掛け、その作品は多くの人々の心に深く根付いています。彼のイラストは、家庭生活や日常の喜び、さらには社会の問題を映し出した作品で、今なおアメリカの文化において特別な存在です。「私は、こうあってほしいと思う生活を描いたのです」という言葉が示すように、ロックウェルは理想的な生活の姿を描いています。

瀬戸でのロックウェル


今回の展覧会では、ロックウェルの公式フィギュアやセト・ノベルティと呼ばれる陶磁器製の装飾品が展示されています。瀬戸で製作されたこれらの作品は、1970年代以降、公式の美術館や百貨店から発注を受け、アメリカへ輸出されました。ロックウェルのイラストを立体化する技術は、瀬戸の職人によって長い間受け継がれてきたものです。

立体作品の魅力


「続・ノーマン・ロックウェル展」では、約250点のノベルティ作品が展示され、その中には新規収蔵品も含まれています。特に注目したいのは、光和陶器の《はじめの一歩》や丸山陶器の《プロムの後で》、《婚姻届》など、ロックウェルの名作を立体化した作品です。これらは、彼の表現力を新たな視点から楽しむことができる貴重な機会です。

瀬戸の技術に触れる


瀬戸は、長い歴史の中で成型・量産技術を進化させてきた地域です。その技術は明治6年のウィーン万博を契機に発展し、アメリカのビスク人形の需要に応えたことで、ノベルティ産業が隆盛を極めました。ロックウェルの立体作品を通して、瀬戸の職人たちが持つ卓越した技術に触れることができます。

展覧会の詳細


  • - 会期: 2026年6月5日(金)~9月27日(日)
  • - 開館時間: 10:00~17:00 (入館は16:30まで)
  • - 休館日: 毎週月曜日(祝・休日の場合開館、翌平日休館)、8月13日(木)~8月17日(月)
  • - 入館料: 一般1,000円(800円)、高・大学生・シニア65歳以上800円(600円)、中学生600円(400円)、小学生以下無料

連携イベントも開催


この展覧会に合わせて、絵付体験講座やギャラリートークも企画されています。絵付体験講座では、陶芸家・村井陽子さんが講師として参加し、参加者が可愛らしい磁器のオブジェに自分の色をつける機会を提供します。一方、ギャラリートークでは、学芸員によるロックウェルの作品解説を聞くことができ、より深い理解が得られます。

豊かな文化体験を


横山美術館は、名古屋近郊の陶磁器文化を体験できる貴重な場所です。輸出陶磁器の収集・展示を通じて、私たちの生活や文化に根差した作品を見ることができ、心温まるアメリカの家庭の一端を感じることができるこの展覧会は、ぜひ訪れる価値があります。地元の技術とロックウェルの夢の世界を同時に楽しめる貴重な機会をお見逃しなく!


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