同朋大学の汲田教授が月刊福祉でデンマークの福祉事情を解説

デンマークの認知症ケアと同朋大学

名古屋にある同朋大学社会福祉学部の汲田千賀子教授が、福祉の総合専門誌『月刊福祉』において特集記事を執筆しています。この特集は「グローバル時代の海外福祉事情」と題され、汲田教授は2025年3月号から5月号にかけて全3回にわたり、デンマークの認知症支援について詳述しています。

北欧デンマークの福祉政策

デンマークは、社会保障が充実している北欧の国として知られています。その福祉政策における高齢者福祉は、特に注目に値します。汲田教授は、デンマークにおける認知症ケアの基本的な考え方や、通所型・訪問型のケアシステムの概要、さらには専門家の養成について説明しています。このような知識は、現在の日本においても非常に重要であり、今後の福祉政策に何らかの示唆を与えるものと期待されています。

汲田教授の専門と研究

汲田教授はソーシャルワーク、高齢者福祉を専門としており、高齢者やその介護家族への支援の質を高めるための方策について研究しています。具体的には、専門職の養成や卒後教育という観点からアプローチしており、実務に即した教育を重視しています。同朋大学では、社会福祉士の資格取得を目指すための講義を中心に担当しています。

オープンキャンパスのご案内

4月26日（土）には、同朋大学のオープンキャンパスが開催されます。このイベントの中で、汲田教授の模擬授業「福祉国家デンマークの福祉」が行われます。学生や福祉に興味を持つ方々にとって、実際の授業を体験できる貴重な機会です。現地での教育理念や学びの環境に触れてみることができますので、興味がある方はぜひ参加してみてください。詳細はこちらのリンクからご覧いただけます。