セカンドストリート、アメリカに50店舗目となるウェストウッド店を開店！

セカンドストリートウェストウッド店、50店舗目の開店へ

2025年7月25日、名古屋市に本拠を持つ株式会社ゲオホールディングスの子会社、2nd STREET USAがカリフォルニア州ロサンゼルスにウェストウッド店をオープンします。この新店舗は、同社にとってアメリカでの50店舗目となり、リユース市場でのさらなる飛躍を期待させるものです。

50店舗到達の背景と課題

セカンドストリートのアメリカ進出は2015年から始まりましたが、50店舗達成までには多くの課題がありました。現地の法規制への対応はもちろんのこと、現地スタッフの採用や育成といった人材関連の問題も乗り越えなければなりませんでした。これに対し、日本からの支援や、本部直轄のエリアマネージャーを新設することで、現地運営の強化を図りました。

また、日本国内の成功事例をもとに、どのようにしてアメリカ市場に適応するか試行錯誤が続けられています。特に、大学近辺の人が多く集まるエリアや都市部への出店を通じて、ブランド認知を高めていく方針です。そして、最近のサステナビリティへの関心も、リユース市場拡大の後押しとなっています。

新店舗の特徴と地域への貢献

オープンする「セカンドストリートウェストウッド店」は、開放感のある売場レイアウトが特徴です。角地に位置するため、通行人からも店内の様子が見やすく、初めて訪れる方でも入店しやすいデザインが施されています。また、買い物を快適に楽しんでもらえるよう、動線設計にもこだわっています。

ウェストウッドのエリアは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校があり、学生や地元住民、観光客が多く行き交う活気ある地方です。この地域でのサステナブルなファッションの提供を通じて、新たな文化的出会いや地域とのつながりを大切にしていく方針です。

今後の展望

セカンドストリートの社長、小島一行氏は、セカンドストリートUSAがこれまでの努力の結果、50店舗の節目を迎えられたことに感謝の意を示しました。今後は、ドミナント出店を進めつつ、新しい出店形式の実験やグローバルシステムの導入を検討しており、さらなる店舗拡大を目指しています。

また、リユースの価値を未経験の地域にも広められるよう取り組み、「世界一のリユースショップチェーン」を目指しています。