銅・真鍮の自動見積もり
2025-09-29 11:42:48

切削加工の未来を開く!銅・真鍮の自動見積もり開始

切削加工の未来を開く!銅・真鍮の自動見積もり開始



株式会社ミスミグループ本社が提供する機械部品調達のAIプラットフォーム「meviy(メビー)」が、2025年9月27日から切削加工において銅および真鍮の自動見積もりサービスを始めることを発表しました。この取り組みは、切削角物カテゴリーでは初めて銅系材質が対象となるもので、導電性や放熱性が求められる部品、例えばバスバーや放熱板に対応可能になります。

多様なニーズに応える背景



meviyは、これまでの運用でお客様から寄せられたフィードバックを元に、材質や表面処理のバリエーションを増やしてきました。このサービスは、自動車や電気・電子分野、さらに教育関連など、様々な業界で活用されています。特に、銅や真鍮は導電性や熱伝導性に優れ、多岐にわたる機械部品として知られています。特に、純度99.9%以上のタフピッチ銅(C1100)は、アルミニウム合金(A5052)の約2.8倍の熱伝導率を誇り、放熱性能が重視される環境では非常に重宝されています。

今回のサービス開始は、これらの銅材質に対する強いニーズに応える形となり、多くの業界でのmeviyの利用が進むことが期待されます。生産体制を強化し、切削角物での銅・真鍮の対応を実現することで、顧客の設計や調達業務を効率化し、生産性の向上にも寄与することを目指しています。

サービスの詳細



  • - リリース日: 2025年9月27日
  • - 対象サービス: 切削加工(角物)
  • - 追加材質: 銅・真鍮(C1020、C1100、C2801P)
  • - サイズ: 400mm×400mm×70mm
  • - 納期: 最短6日目出荷

これらは全て、業界における迅速な対応を実現するための重要な要素です。

meviyとは



meviyは、機械部品の3Dデータをオンラインでアップロードするだけで、AIが自動見積もりを行います。これにより、業務にかかった時間の大幅な削減を実現し、顧客の非効率を大幅に改善します。当サービスは、4年連続で国内シェアNo.1を達成し、製造業の生産性向上に寄与していることが評価されています。また、海外でも展開が進んでおり、部品調達のデジタルトランスフォーメーションを通じて、時間の価値をグローバルに提供しています。

デジタルモデルシフトによる未来



ミスミグループは、デジタル技術を通じてものづくりプロセスを根本から変革する方針を持っています。2000年に業界に先駆けてインターネットによる部品発注サービスを開始し、meviyを導入することで、設計・調達プロセスのDX化を推進しています。このような背景の中、顧客に新たな価値を提供し、コスト削減と生産性向上を同時に実現するため、ミスミは今後も進化を続けていきます。

ミスミの使命は、顧客の日常業務をよりシンプルにし、創造的な仕事に集中できる環境を整えることです。これからも一緒に持続的な成長を目指していきましょう。


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