遠隔心臓リハビリの未来を探るシンポジウムが開催されました

2025年7月19日から20日にかけて、第31回日本心臓リハビリテーション学会学術集会が開催されました。本イベントにおいて、遠隔心臓リハビリに関連したシンポジウム「遠隔心臓リハビリの現状と今後の展望」が行われ、寺嶋一裕氏が座長として活躍しました。寺嶋氏は、藤田医科大学循環器内科の助教としても知られ、株式会社CaTeの代表取締役でもあります。

シンポジウムの概要

シンポジウムでは、寺嶋氏がバイオマーカーやデジタル健康技術を活用したリハビリテーションの未来について詳細に説明しました。参加者は、最新の研究を基にした遠隔でのリハビリテーションの有効性や、患者への影響について討論を行いました。

さらに、聖マリアンナ医科大学病院の循環器内科医長、貝原俊樹氏も登壇し、リハビリテーションにおける新たなアプローチや課題について見解を示しました。今後の遠隔医療の発展に期待が寄せられています。

株式会社CaTeについて

株式会社CaTeは、2020年に設立された企業で、第二種医療機器製造販売業の許認可を取得しています。東京都文京区に本社を置き、心臓リハビリテーション分野に特화したサービスを提供しています。寺嶋氏のリーダーシップのもと、同社は心臓リハビリテーションの分野で新たな技術革新を目指しています。

- 会社名：株式会社CaTe
- 代表者：寺嶋一裕
- 所在地：〒113-0033 東京都文京区本郷5-25-13 スカイビジョンビル5F
- 設立：2020年3月18日
- 取得許認可：第二種医療機器製造販売業（13B2X10514）
- URL：CaTe公式サイト

資金調達の状況

最近、株式会社CaTeはシリーズBの1stクローズで15.8億円の資金を調達しました。この資金調達により、遠隔心臓リハビリテーションに関する取り組みをさらに加速することが期待されています。

また、寺嶋氏は、同学術集会で「Young Investigator Award」にて優秀賞を受賞するなど、若手研究者としての実力を証明しました。

まとめ

心臓リハビリテーションの未来は、遠隔医療技術の進展に大きく依存しています。寺嶋氏と貝原氏のシンポジウムは、その現状と展望を深く掘り下げる機会となりました。今後も、心臓リハビリテーションに利活用される新しい技術に注目が集まります。医療界の変革が期待される中、今回はその第一歩として、重要な情報を共有する有意義な場となりました。