ミスミ、宇宙ビジネスへ新たな一歩
この記事では、株式会社ミスミグループ本社が宇宙ビジネス共創プラットフォーム「一般社団法人クロスユー」に特別会員Aとして参画したことについて詳しくご紹介します。この参加により、ミスミは宇宙産業の企業や研究機関との連携を強化し、機械部品調達のAIプラットフォーム「meviy(メビー)」を通じた開発の迅速化を目指します。
背景と参画の目的
近年、宇宙産業は日本政府の支援や民間企業の参入が進み、成長が期待される注目の分野となっています。この成長に伴い、宇宙開発においては技術の試作と検証を迅速に行う必要があり、そのスピードが競争力を左右します。しかし、部品調達プロセスでは、図面作成や見積もり取得にかかる手間や確実に対応できる企業の少なさが開発のスピードを妨げる要因となっています。
ミスミはこのような課題を「meviy」を通じて解決することに取り組んできました。すでに航空宇宙業界向けの表面処理サービスを開始するなど、サービスを充実させています。また、2026年には宇宙産業向け特設ページの公開や国際宇宙ビジネス展「SPEXA」への出展も行っています。これらの取り組みを通じて、宇宙産業に関与する企業や研究機関との協力を強化し、調達に関する問題解決を加速していく方針です。
一般社団法人クロスユーの概要
「クロスユー」は2022年9月に設立された宇宙ビジネスの共創プラットフォームです。日本橋を拠点に、大企業からスタートアップ、自治体まで幅広い宇宙関連のプレイヤーが集まるイベントやプログラムを開催しています。このプラットフォームは、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)をはじめとする宇宙産業の専門家からのアドバイスを受けながら、持続可能な宇宙産業の成長とイノベーションの創出を目指しています。
meviy(メビー)とは
「meviy」は、機械部品の3Dデータをアップロードすることで、AIが自動で見積もりを行い、最短1日で出荷を実現するサービスです。これにより、部品調達の業務が大幅に効率化され、作業時間を90%削減することが可能となります。4年連続で国内シェアNo.1を獲得し、第9回ものづくり日本大賞で「内閣総理大臣賞」を受賞するなど、製造業界での生産性向上に高い評価を得ています。さらに、海外展開も進め、部品調達のデジタルトランスフォーメーション(DX)を通じた価値を国際的に提供しています。
ミスミの取り組むデジタルモデルシフト
ミスミグループは、デジタル技術を用いてものづくりのプロセス全体を変させる取り組みを進めています。2000年には業界初のインターネット注文サービスを導入し、部品選定から発注までをオンラインで完結させる仕組みを整備しました。さらに、AIを活用した見積もりサービス「meviy」を展開し、製造業界の生産性向上に寄与してきました。
yz 今後も「デジタルモデルシフト」を成長戦略の中心に据え、顧客への新たな価値を提供するために、「得ミスミ、楽ミスミ」というコンセプトを提唱しています。これにより、設計・調達プロセスのDX化を進め、生産性の向上やコスト削減を同時に実現し、顧客の業務を効率化していきます。
最後に、ミスミはお客様が日々の業務から解放され、より創造的な仕事に集中できるような未来を構築すべく、持続可能な成長を共に創造していくことを目指しています。