N2iに松本哲氏が技術顧問として新たに就任
愛知県名古屋市に本社を持つ株式会社N2iは、技術顧問として松本哲氏を迎えたことを発表しました。松本氏は、アジャイル開発と技術レビューの専門家であり、今後N2iの開発組織の強化に大きく寄与することが期待されています。
松本氏の輝かしい経歴
松本哲氏は、クラウド請求管理システム「Misoca」の共同創業者として知られています。彼はその開発および運用を主導し、M&Aを経て弥生株式会社に事業を譲渡しました。また、弥生株式会社では技術フェローとして活躍し、株式会社クラッソーネでは執行役員CTOとして技術戦略や組織作りに貢献してきました。松本氏は、Startup Weekendの公認ファシリテーターとして数多くの起業プログラムを指導し、豊富な経験と専門知識を持っています。彼の専門領域は、チームビルディングやUI/UXデザイン、プロジェクトマネジメント、アジャイル開発など多岐にわたります。
就任の背景と意義
N2iは「誰もがチャレンジできる世界を創る」というミッションのもと、新規事業開発や業務改善支援、受託開発を展開しています。同社は生成AIやLINEミニアプリといった新しい技術を取り入れ、短サイクルでのPoC(概念実証)からMVP(最小限の実用的製品)、本開発への移行を実現しています。
松本氏の就任は、急速に増加する大型案件に対処するための品質とスピードの両立を実現するために重要なステップです。松本氏は過去に多くのCTOや技術フェローとして、プロジェクト推進や技術レビューに携わってきた経験を活かし、N2iの開発体制を一層強化することが期待されています。
松本氏のコメント
松本氏は今回の就任にあたり、「技術顧問としてお手伝いできることを嬉しく思っています。テクノロジーを通じて、社会や組織のスループットを向上させることに強い関心を持っています。今後は、エンジニアリングやプロダクト開発、チームづくりにおいて、円滑かつ高いパフォーマンスを発揮できる環境を作る支援をしていきます」と述べています。
N2i代表の言葉
N2iの代表取締役である篭橋裕紀氏は、「現在、N2iでは生成AIとLINEミニアプリを基にした大型プロジェクトが同時に進行しており、品質や再現性、チーム生産性の維持が次の成長段階において重要だと考えています。松本氏のアジャイル開発やチームビルディングの知識は、N2iにとって必須です。開発体制の標準化を進めつつ、どれだけの案件が増えても同じ水準でアウトプットを行える、そんな強い組織を共に築きたい」と語っています。
これからのN2iへの期待
最近のN2iの取り組みとして、フォーグローブ社との戦略的パートナーシップや、名古屋銀行とのSDGs関連の私募債発行などが挙げられます。これらの活動を通じて、N2iはますます進化を続けています。松本氏の加わったN2iが、どのような新しい価値を提供していくか、今後の展開に期待が高まります。
会社概要
- - 会社名: 株式会社N2i(エヌツーアイ)
- - 本社所在地: 愛知県名古屋市中区丸の内2-18-22 三博ビル7F
- - 代表者: 篭橋 裕紀
- - 設立年: 2017年5月
- - 事業内容: ソフトウェア企画・開発・運用・支援/生成AI・AIエージェント開発等
- - 公式サイト: N2i公式サイト
愛知のIT業界に新たな動きが加わったN2i。今後の成長に目が離せません。