未来のバレリーナに贈るオンラインバレエ教育「ワールドバレエクラス」

未来のバレリーナを育成するオンラインバレエクラス

日本のバレエ界に新たな風を吹き込む「ワールドバレエクラス」が、この度オンラインでスタートしました。このプログラムは、フランス政府の認定を受けたバレエ教師が指導にあたり、全ての生徒に世界基準のバレエテクニックを提供することを目的としています。特に素材となる子供たちには、平等に質の高い教育を受ける機会を与えることが意義の大きいプロジェクトです。

オンラインバレエ教育の特徴

従来の日本のバレエ教育は、経験に依存したり感覚的な指導が主流でしたが、「ワールドバレエクラス」では体系的な教授法を採用します。応募対象は、日本全国でバレエ経験が3年以上ある12歳から18歳までの子供たち。最大5名のモニターを募り、課題をクリアした者には、ビデオを通じてフィードバックと採点が行われます。

このシステムにより、地域や環境に関係なく、子供たちは必要とされるバレエの技術を学ぶことができます。指導者は全員、フランス政府認定のバレエ教師国家資格を保有しており、正確な指導を受けることが可能です。

フランス政府認定のバレエ教師とは

フランスのバレエ教師の資格は、フランス国内で公的に認められた唯一の資格です。この資格を取得するためには、厳しい学びと実践を経なければなりません。教育の内容には解剖学や音楽、バレエの歴史など多岐にわたり、非常に高度な専門性が求められます。このため、フランスのバレエ教育は世界的にも高い評価を受け、その技術は常に洗練されています。

日本と世界のバレエ教育の違いとは

日本には、4300以上のバレエ教室が存在し、25万人以上の生徒が学んでいますが、国家資格が不要であるため、指導の品質にはばらつきがあります。また、コンクールに偏重した教育が行われることが多く、基礎の習得が軽視されがちです。これにより、国際的に通用しない技術を修得してしまう状況が生まれています。

「ワールドバレエクラス」は、こうした課題を克服するための試みです。フランスでの学びを通じて、日本の若きバレリーナたちが世界で通用する技術を習得する手助けを目指します。

モニター募集の詳細

このプログラムでは、以下のような条件でモニターを募集しています。対象は3年以上の経験を持つ12〜18歳の方で、将来的にプロを目指す方や、バレエ留学を考えている方に最適です。このプログラムに参加することで、自身のバレエ技術を高めることができるでしょう。

選考は応募者の中から行われ、モニター価格での参加が可能です。動画を撮影し、提出することが条件となります。