バッファローの法人向けスイッチが「JC-STAR」適合を達成
株式会社バッファローは、法人向けのマルチギガスイッチ「BS-MS20Pシリーズ」が経済産業省主導の「JC-STAR」制度に適合したことを発表しました。これは、IoT製品のセキュリティーがますます重要視される中で、大きな一歩となります。
「JC-STAR」とは
「JC-STAR」は、IoT製品のセキュリティレベルを評価し可視化するための制度です。これは、経済産業省の管理のもと、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が運営しています。制度は2025年3月からの運用開始を目指して進められており、バッファローは、その開始当初から本制度への適合を目指して取り組んできました。
「BS-MS20Pシリーズ」の特徴
バッファローの「BS-MS20Pシリーズ」は、法人向けに設計されたレイヤー2のマルチギガスイッチです。実際には、10G、5G、2.5Gの速度に対応したPoE(Power over Ethernet)スイッチで、最低価格は107,580円(税抜き97,800円)からとなっています。最新のファームウェアを適用することで、JC-STAR適合ラベルを取得することができ、高いセキュリティ基準を享受することが可能です。
このスイッチは、特に法人におけるネットワーク管理において強力な武器となるでしょう。企業が求める快適で安全なインターネット環境を実現するための選択肢として魅力的な製品です。
セキュリティ機能
「BS-MS20Pシリーズ」は、高度なセキュリティ機能を搭載しています。具体的には、以下のような機能が実装されています:
- - 新たに設定された初期パスワードの固有化
- - 複数回の不正ログイン試行に対してのアクセス制限
- - 設定値の暗号化
- - ファームウェアの自動更新機能
- - サポート期間中のセキュリティアップデート提供
- - 初期化機能
これにより、ユーザーは安心して製品を利用できるようになっています。
バッファローの責任
さらに、バッファローは「JC-STAR」制度におけるセキュリティ要件や評価基準の作成にも参加しています。これにより、企業向けの製品開発においてもより一層の信頼性を提供し続けることが可能となるでしょう。
まとめ
バッファローの法人向けマルチギガスイッチ「BS-MS20Pシリーズ」が「JC-STAR」基準に適合したことで、IoT製品のセキュリティがさらに重要視される時代において、企業が安心して利用できる製品の選択肢が増えました。今後も高いセキュリティ基準を備えた製品の開発に尽力していくとのことです。企業のニーズに応えるために、バッファローが目指す方向性に期待が寄せられます。詳しい情報は、バッファローの公式サイトでご覧ください。