バッファローの法人向けWi-Fi製品、JC-STAR認証を獲得
株式会社バッファローは、法人向けWi-Fiアクセスポイントの新たなモデル10型番が、経済産業省の指導のもと設立されたIoT製品のセキュリティー制度「JC-STAR」の適合ラベルを取得したことを発表しました。この制度は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が運用を行い、IoT製品のセキュリティーレベルを評価・可視化することを目的としています。
IoTセキュリティーの重要性
近年、IoT製品の普及に伴い、サイバーセキュリティーの重要性が増しています。企業や個人がインターネットを通じて新たなサービスを利用する中で、セキュリティの懸念はますます高まっており、信頼性のある製品選びが求められています。このような背景を受けて、「JC-STAR」制度が2025年3月から運用を開始しました。
バッファローはこの制度の設立に際して、初期から積極的に認証取得に取り組んでおり、適合商品の拡大にも努めています。今後も顧客が安全で快適なインターネット環境を享受できるよう、セキュリティ基準の高い製品の開発に力を入れる方針です。
新たに適合した製品について
バッファローの「JC-STAR」適合製品は、以下の通りです。これらの製品は、ビジネスシーンで安心して使用できる高いセキュリティー仕様を備えています。
1.
WAPM-2133TR 65,780円(税抜59,800円)
Wi-Fi 5 (11ac)対応、トライバンド、インテリジェントモデル
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2.
WAPM-2133R 54,780円(税抜49,800円)
Wi-Fi 5 (11ac)対応、インテリジェントモデル
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3.
WAPM-1266R 48,400円(税抜44,000円)
Wi-Fi 5 (11ac)対応、インテリジェントモデル
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4.
WAPM-1266WDPRA 132,000円(税抜120,000円)
防塵・防水性能を備えたWi-Fi 5 (11ac)対応
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5.
WAPM-1266WDPR 97,350円(税抜88,500円)
防塵・防水機能付きWi-Fi 5 (11ac)対応
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これらの製品には、ログインパスワードの初期値固有化や、誤ったパスワードの連続入力によるアクセス制限、ファームウェアの自動更新、高度な暗号化技術など、厳しいセキュリティー仕様が採用されています。
JC-STAR制度とは
「JC-STAR」とは、「セキュリティー要件適合評価及びラベリング制度」のことを指します。この制度によって、IoT製品が所定のセキュリティー要件を満たしているかが評価され、その結果が可視化されます。バッファローは、この制度構築の中で通信機器適合基準検討ワーキンググループに参加しており、業務運営の助言にも携わっています。このような背景を持った製品を選ぶことで、利用者は安心してIoTデバイスを利用できるようになります。
バッファローはこれからも、安全性や信頼性を重視した製品開発と提供に努めていく姿勢を明確にしています。