STATION Ai、開業1周年を祝う会員限定イベント「Thanks Day」を開催
名古屋市昭和区に位置するSTATION Aiは、日本最大級のオープンイノベーション拠点としてこの秋、開業1周年を迎えました。2024年10月のオープン以来、多くのスタートアップやパートナー企業が参加し、イベントや交流の場として幅広く利用されています。この度、感謝の意を込めた会員専用のイベント「Thanks Day」を2025年10月31日に開催し、その模様をお伝えします。
一年間の成果
STATION Aiの会員数は、スタートアップ約600社とパートナー企業約400社に達し、合計で約1,000社を達成しました。この1年間に実施したイベントは、平均して1日3回以上という活発な活動を見せています。また、月間入退館者数は延べ5.3万人に上り、様々なビジネス層にご利用いただいています。
特に注目すべきは、東京を本社とするスタートアップが多い中、パートナー企業の約7割が愛知県内の地元企業である点です。この地域の独自の経済圏が生まれ、300件以上の協業案件が進行中で、33社の新規起業が実を結んでいます。これらの活動は、STATION Aiがエコシステムビルダーとしての役割を果たすことを示しています。
「Thanks Day」の開催
「Thanks Day」は、特別なスーパーマッチングイベントを中心に、さまざまなプログラムが組まれました。開会にあたり、愛知県知事の大村秀章氏とSTATION AiのCEO佐橋宏隆が、それぞれのメッセージを発表し、会員とともにこの1年の成果を振り返りました。
スーパーマッチングイベントでは、30社のスタートアップが自社のサービスや強みをプレゼンテーション。多くの熱心な耳を引きつけました。続いて、大村知事からは愛知県の産業の未来への期待が寄せられ、佐橋氏からは数字で振り返る1年の成果と、今後の展望についての詳細な説明が行われました。
トークセッションと交流イベント
イベントでは、特別なトークセッションも行われました。STATION Aiの各分野で活躍するアンバサダーたちが「イノベーターの資質」や「スタートアップ経営者に求められる視点」について語り、参加者にとってインスピレーション豊な機会となりました。交流タイムでは、さまざまなイベントも展開され、新たな人脈が築かれる場面も多かったのです。
クイズ大会やアワード表彰式、大抽選会などの企画も実施され、参加者はコミュニケーションを楽しみました。さらに、DJによるパフォーマンスもあり、会場は賑わいを見せました。
愛知の未来を見据えて
大村知事は、STATION Aiの重要性を強調し、全国や海外のネットワークを築くことの大切さを述べました。また、STATION Aiの2年目は、ディープテック分野への支援を強化し、AI技術を活用した新たな産業創出に注力するとともに、愛知からアジアをリードするオープンイノベーションの拠点として成長することを目指しています。
STATION Aiは、この愛知から未来のビジネスシーンを切り拓く活動を続けていきます。参加した全員が、このイベントを通じて新たな機会とつながりを見つけ、さらなる成長へとつながることを期待しています。
お問い合わせについては、STATION Ai株式会社の公式サイトをご覧ください。