太陽光発電設置完了
2025-04-15 12:10:17

ミャンマー大地震被災地に太陽光発電システム設置完了

ミャンマー大地震の影響を受けたマンダレー市での対応



2025年3月に発生したミャンマーの大地震は、震源地に近いマンダレー市に深刻な影響をもたらしました。地震後、現地のインフラが大きく損なわれ、特に電力供給は長期的な停電という深刻な事態に。実に「1日2時間の通電、22時間の停電」という、非常に厳しい生活環境に明け暮れていました。

このような状況下、愛知県に本社を置く株式会社プロメテックスホールディングスは、現地での緊急支援活動に乗り出しました。企業は独立電源の設置を決定し、特に避難所に困窮する人々の生活を支える手助けをすることにしました。

太陽光発電システムの導入



プロメテックスは、マンダレー市のバテュー競技場に太陽光発電パネル15枚と蓄電池・インバーター5セット、さらには照明や携帯電話の充電に利用できる16口のコンセントを設置しました。設置作業はわずか1日で完了し、稼働を開始しました。これにより、避難所での生活が少しでも改善されたとの声が多数寄せられています。

現地では、電力供給の不足が長期的な課題であるため、プロメテックスの取り組みは地域住民にとって大きな意味を持つものでした。「物資があっても届かない」「届いても使い続けられない」といった課題に対して、企業が提供する再生可能エネルギーのインフラは非常に重要な役割を果たしました。

現地政府からの評価



設置に際し、プロメテックスはヤンゴンからマンダレーへのルートを安全に確保するため、特別レターを取得し、日本大使館と協力しながら運搬を行いました。防災担当者との連携も強化され、設置環境の整備が慎重に行われました。

支援活動の完了後、マンダレー市を訪問し、副市長から感謝状を受け取ることができました。このことは、地域社会との絆を深める意味でも大きな意義があると企業は考えています。

今後の展望



プロメテックスホールディングスは、2024年から現地法人の設立準備を進めており、同年8月には駐在事務所を開設する予定です。今後は太陽光発電設備の輸送や、アフターサポートを含む販売業務を一貫して提供し、非電化地域への支援を継続していく方針です。

企業として、持続可能なエネルギーの普及を目指し、地域住民の生活向上に寄与することが今後の重要なミッションであると位置づけています。プロメテックスの取り組みは、単なる支援活動にとどまらず、持続可能な社会の実現に向けた一歩なのです。


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