エージェントグロー、体制変更で新たな成長を目指す
株式会社エージェントグロー(本社:東京都港区)は、2025年8月27日に開催された臨時株主総会において、社外取締役体制の見直しを決定しました。この変更には新任の社外取締役が2名、退任者が1名含まれており、これにより同社のコーポレートガバナンスとコンプライアンスのさらなる強化を目指しています。実際に、2025年8月27日をもってこの新体制が発効される予定です。
エージェントグローは、SES業界での新しい基準を確立することをミッションに掲げており、今回の体制変更はその重要なステップと位置付けられています。
新たに就任した社外取締役
菅沼匠(すがぬまたくみ)氏
新任の一人、菅沼匠氏は、リンクパートナーズ法律事務所で弁護士と公認会計士の資格を持ち、経験豊富な専門家です。彼は監査法人トーマツにおいて会計監査業務を行った後、ジャスダック証券取引所で上場審査に従事しました。さらに、クックパッドにて株式公開や市場変更に取り組んだ幅広い経験を持ち、企業法務に強みを発揮しています。2025年8月からエージェントグローの社外取締役として加わることで、企業の成長に寄与することが期待されています。
佐藤広一(さとうひろかず)氏
もう一人の新任社外取締役、佐藤広一氏はHRプラス社会保険労務士法人の特定社会保険労務士として、人事労務分野に特化したサービスを展開しています。彼は企業の人事システムの見直しや、IPO、M&Aに関する労務サポートなど、幅広い人事労務コンサルティングを手掛けています。特に多くの上場企業で社外役員を務めるなど、人事労務のコンプライアンス分野に精通しており、彼の知見は今後のエージェントグローにとって貴重な資源とされます。
退任する社外取締役のご紹介
今回の体制変更に伴い、西田拳(にしだけん)氏が社外取締役として退任します。西田氏は2022年8月からの任期において、エージェントグローに多大な貢献をされました。彼の退任にあたり、同社は心からの感謝の意を表明しており、今後の活躍を祈念しています。
今後の展望
エージェントグローは、新たな社外取締役を迎え入れることで、より強固なガバナンス体制を構築し、SES業界でのリーダーシップを発揮することを目指しています。同社は東京、横浜、大阪、名古屋、福岡、札幌およびリモートでの拠点を持ち、2025年8月31日現在の社員数は574名。今後も時代に即した柔軟な対応と、確固たる成長戦略で業界を牽引していく所存です。
この新たな役員体制は、エージェントグローにおける信頼性を高め、さらなる事業の発展に寄与することが期待されています。