愛知のゴッホ展
2025-12-24 09:21:33

愛知県美術館で開催の「ゴッホ展」新たに家族の歴史を紐解く

愛知県美術館で開催される「ゴッホ展」



2026年1月3日(土)から3月23日(月)まで、愛知県美術館にて「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」が開催されます。本展は、大阪を皮切りに全国を巡回し、東京都にも展覧会が行われた後、愛知へとつながります。特に注目すべきは、日本初公開のファン・ゴッホの手紙を含む貴重なコレクションが展示されることで、画家の夢と家族の歴史が浮かび上がってきます。

展覧会の背景



フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)が描く作品は、どのように世代を超えて受け継がれてきたのでしょうか。本展は、特にファン・ゴッホ家が保持してきたコレクションに焦点を当てています。ゴッホの画業を支えていた弟テオは、兄の死の半年後にその人生を閉じ、その後、テオの妻ヨーがコレクションの管理を行いました。彼女は義理の兄の作品が正当に評価されるよう情熱を注ぎ、数多くの手紙を整理し出版するなどして、ゴッホの絵画を広める努力を続けました。

フィンセントの夢は、100年後にも人々に彼の作品が見られること。この夢を受けて、ヨーはコレクションを散逸させないためにファン・ゴッホ財団を設立し、フィンセント・ウィレムとともに現在のファン・ゴッホ美術館を支える活動を行っています。

展覧会の内容



本展では、ファン・ゴッホ美術館からの作品を中心に、ファン・ゴッホの絵画や素描を30点以上展示します。その中には、日本初公開の貴重な手紙も含まれています。さらに、ゴッホ美術館の現在の活動についても紹介され、家族が受け継いできた作品と、その夢を次世代に伝えるための取り組みが展示されます。

展覧会の章構成



  • - 第1章: ファン・ゴッホ家のコレクションからファン・ゴッホ美術館へ
  • - 第2章: フィンセントとテオ、ファン・ゴッホ兄弟のコレクション
  • - 第3章: フィンセント・ファン・ゴッホの絵画と素描
  • - 第4章: ヨー・ファン・ゴッホ=ボンゲルが売却した絵画
  • - 第5章: コレクションの充実と作品収集

開催情報



  • - 会期: 2026年1月3日(土)~3月23日(月)
  • - 会場: 愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
  • - 開館時間: 10:00~18:00(6日間の金曜日は20:00まで)
  • - 休館日: 2026年1月5日、19日、2月2日、16日、3月2日、16日
  • - 主催: 愛知県美術館、NHK名古屋放送局、NHKエンタープライズ中部、中日新聞社
  • - 協賛: NISSHA
  • - 後援: オランダ王国大使館、JR東海
  • - 公式サイト: 愛知県美術館

チケット情報



チケットは、インヴェンティット株式会社が提供する「ART PASS」にて購入が可能です。ART PASSは、美術館や博物館向けのチケット販売・入場管理サービスとして、多様な機能を持ち、来館者に便利なチケット購入の体験を提供します。すべての美術館や展覧会のニーズに対応できるように設計されています。

インヴェンティット株式会社について



インヴェンティットは、リモート管理技術をベースにしたソリューションを展開し、特に美術館向けの事業にも力を入れています。彼らの目標は、人と機械がつながり、すべての人に心地よい「見守り」を届けることです。今後も、美術館や展覧会の発展を支えるための技術革新に取り組んでいくことでしょう。


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