次世代AIエージェント「miraio」登場!
株式会社pluszero(プラスゼロ)が、アップセルテクノロジィーズ株式会社と共同開発したAIオペレーター「miraio(ミライオ)」が、コールセンター向けに販売を開始しました。この革新的なAIツールは、顧客のストレスを軽減し、より円滑なコミュニケーションを実現することを目指しています。
開発の背景
プラスゼロは、コールセンターサービスの向上を図るため、満足度調査を実施しました。その結果、顧客が自動応答システムに多くのストレスを抱えていることが明らかとなりました。
調査タイトル:「コールセンターに関する満足度調査」
調査時期:2025年1月
有効回答数:500件
調査方法:ネットリサーチ
調査結果のポイント
1. 電話での問い合わせは、主に「商品・サービスに対する質問」が65.8%を占める。
2. 約83%の人が自動応答システムにストレスを感じた経験がある。
3. 自動応答によるストレスの原因は、62%が「その場での的確な回答が得られない」こと。
4. 70%が音声ガイダンスを利用している際、途中で問い合わせを諦めた経験がある。
この結果は、顧客体験の重要性を示しており、特に「その場で問題を解決できないこと」がストレスの原因となっていることが強調されています。
AIオペレーター「miraio」について
これらの課題を解決するために、プラスゼロとアップセルテクノロジィーズは、高度な言語処理技術を活用した「miraio」を開発しました。
「miraio」は、プラスゼロの開発したAI「AEI(Artificial Elastic Intelligence)」と、アップセルテクノロジィーズの特許技術である「トークスクリプト自動生成」を組み合わせたシステムです。この新しいAIエージェントは、ハルシネーションリスクを極限まで抑え、高度な対話能力を誇ります。
「miraio」の特徴
AEI技術の導入により、的確な回答を即座に提供可能です。
顧客の過去の問い合わせ履歴を瞬時に判断し、対応時間を短縮します。
フレキシブルな言い換えや提案を行い、自然なコミュニケーションを形成します。
常に一定のクオリティを保ちながら、いつでも顧客をサポートします。
AEI技術について
「AEI」とは、人間のように特定のタスクを遂行できるAI技術です。プラスゼロは特に自然言語処理に注力しており、AIチャットサービスにおいても信頼性が求められる時代に合った技術を開発しています。AEIは大規模言語モデルが持つ信頼性の向上に寄与します。
プラスゼロは、2021年に「意味理解AI」に基づく特許を取得しており、今後も思考をさらに深化させ、実用性を高めていく方針です。
企業概要
プラスゼロ
- - 社名:株式会社 pluszero
- - 資本金:25百万円
- - 代表者:小代義行 代表取締役会長 CEO
- - 事業内容:AI、自然言語処理、ソフトウェア、ハードウェアなどのテクノロジーの統合的な提供
アップセルテクノロジィーズ
- - 社名:アップセルテクノロジィーズ株式会社
- - 資本金:5千万円
- - 代表者:高橋良太
- - 事業内容:AI開発・提供、デジタルヒューマン関連
次世代のコールセンターサービスの解決策として「miraio」の登場が期待される中、顧客と企業の新しい関係構築に貢献することでしょう。