ダスキンが新たに制定したカスタマーハラスメント対応方針
株式会社ダスキン(本社:大阪府吹田市、社長:大久保 裕行)は、2023年4月1日より「カスタマーハラスメント対応方針」を新たに制定しました。この方針は、従業者が安全で安心して働ける環境を作り出すための重要なステップです。ダスキンは創業以来、「喜びのタネまき」を理念に掲げ、お客様のニーズに寄り添い続けてきました。その中で、従業者の労働環境を守ることが、より良いサービス提供につながると考えています。
カスタマーハラスメントとは
カスタマーハラスメントとは、お客様や取引先からの不適切な要求を指します。具体的には、要求内容が社会通念上不相当なものであり、従業者の作業環境を阻害したり、その尊厳を傷つけたりする行為を定義しています。この方針の背後には、従業者を守る強い意志が存在し、会社全体でこの問題に取り組む決意を表現しています。
カスタマーハラスメントの具体例
ダスキンが示したカスタマーハラスメントの具体例には、以下のような行為があります。
- - 身体的・精神的な攻撃(暴行や恫喝、名誉棄損など)
- - SNSなどでの誹謗中傷やプライバシー侵害行為
- - 社会通念を超える過剰な要求(再サービスや金銭補償など)
- - 従業者に対する不法な拘束や過剰な迷惑行為
- - 他のお客様に対する迷惑行為や器物の損壊
これらの行為は、従業者の業務遂行を妨げるだけでなく、精神的なダメージを与えることもあります。ダスキンはこうした問題に対する意識を高め、必要な対策を講じていくことを宣言しています。
対応策について
カスタマーハラスメントが確認された場合、ダスキンは迅速かつ適切な対応を行います。サービスの中止やお取引の停止といった措置を取る可能性もあるため、不当な要求には毅然とした態度で臨みます。また、専門家や警察機関などと連携し、状況に応じた対処を徹底する方針です。
未来へのコミットメント
ダスキンはお客様の「やさしさ」と「喜び」を提供するために、従業者が安心して働ける環境の整備を今後も進めていきます。「カスタマーハラスメント対応方針」はその一環であり、従業員の尊厳を守ってこそ、優れたサービスが生まれるという理念があるのです。これにより、ダスキンは日本全体での企業の模範となり、他社にも良い影響を及ぼすことを期待しています。
ダスキンの取り組みは、業界全体に良い波及効果をもたらすことでしょう。今後の動向に注目し、その実践がどのように成果を挙げていくかを見守りたいものです。