地域消防に感謝状
2025-07-19 00:11:28

地元消防への感謝が伝えられた「Forest Defender 500L」の寄贈式

地元消防への感謝が伝えられた「Forest Defender 500L」の寄贈式



2025年6月18日、愛知県丹羽郡大口町に本社を構える株式会社ファイテックは、丹羽広域事務組合消防本部に対して山林火災用消火剤「Forest Defender 500L」および消毒用アルコール20Lを寄贈しました。この贈呈式では、消防長の脇坂様より感謝状が手渡され、両者の間には暖かい交流が生まれました。

贈呈式の当日は、脇坂消防長をはじめ、数名のスタッフが出席し、目録の贈呈や記念撮影が行われました。この寄贈の背景には、消防活動における消火剤の重要性があるとファイテック側は説明しています。「Forest Defender」は水で希釈することで素晴らしい消火能力を発揮し、特に最近の森林火災で高い評価を得ています。実際、2025年2月に岩手県で発生した森林火災でも、この製品が現場で活躍したことが報告されています。

近年、山林火災のリスクが高まる中で、県内の消防機関へ引き続き高性能な消火剤を提供したいという思いから、この寄贈が実施されました。寄贈された消火剤は、丹羽広域事務組合消防本部に納品され、地域の防災力向上に役立てられることが期待されています。

脇坂消防長は感謝の言葉の中で、寄贈された消火剤に懸ける思いを触れ、「災害対応に活用し、住民の安全を守るため努力を重ねます」と述べ、ファイテックの協力に感謝を示しました。近年の気候変動に伴う異常高温や大規模な火災のリスクを考慮し、消防機関との連携がいかに重要であるかを再認識させられます。

寄贈の背景と目的



全国的に山林火災のリスクは増しています。このため、消防活動には「即応性」「機動性」「持続性」「安全性」が求められます。「Forest Defender」は、わずか1~6%の水で希釈するだけで、高い消火能力を発揮し、難燃性や耐塩性に優れています。これにより、住宅火災にも適用できる点が高く評価されています。火災件数は年々減少傾向にあるものの、異常気象による大規模火災は未だ予測困難であり、防災対応策の向上が必要とされています。

本社を置く大口町の消防体制強化に貢献するため、この寄贈が提案されたことは意義深いものです。

贈呈式の詳細



贈呈式は2025年6月18日の午前10時から30分間、丹羽広域事務組合消防本部において行われました。式の進行はスムーズに進み、開式挨拶、贈呈者挨拶、目録の贈呈、謝辞、記念撮影などが行われました。

株式会社ファイテックの理念



ファイテックは、火災による被害を最小限に抑えるために研究開発と社会貢献活動に注力しています。同社の理念には「一人でも多くの人命を守り、人類社会に貢献する」が掲げられており、消防機関や自治体との連携を深めることを目指しています。

会社概要



株式会社ファイテックは、2010年に設立され、愛知県大口町に本社を置く消防関連の化学製品メーカーです。技術力を基に各種消火剤や消火用具を製造し、現在は48か国に展開しています。主力製品には、多種多様な消火用具があり、顧客ニーズに応じた製品群が揃っています。

今後も防災テック企業として、消防活動を支援し、地域社会への貢献を続けていく企業理念に基づいて努めて参ります。


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