名古屋の新たなオアシス、着るリフォーム店『着せかえニッカ』が開店

名古屋駅近郊の新スポット「着せかえニッカ」

2025年11月19日、名古屋駅近くに新しいアパレルリメイク店『着せかえニッカ』がオープンしました。この店は、家具や住宅のリフォームに長年携わってきたニッカホームが手がける新しい挑戦であり、「着るリフォーム」の概念を基にした特別な空間です。

リフォームの哲学を衣類に

ニッカホームは、長年の経験を活かし「古きものに新たな価値を創造する」というリフォームの思想を衣服のリメイクにも展開しています。店名にもある「着せかえニッカ」では、思い出の詰まった衣類を新たな形で生まれ変わらせることを提案。たとえば、タンスで眠っている学生服や大切な着物が、一点物のオリジナル衣装となるのです。これにより、廃棄衣料問題への解決策を提示し、持続可能なファッションを実現します。

一点物の創作リメイク

この店舗では、元ファッションスタイリストの水谷万莉菜さんが手掛ける一点物のリメイク衣装を提供。彼女は10年以上の経験を持ち、お客様の大切な思い出を形にしてくれる熟練のプロフェッショナルです。すべてのリメイクは手作りで、他では手に入らない唯一無二の作品が生まれます。このアプローチは、エコロジーと感情が結びついた「捨てないファッション」の一環として、多くのお客様に好評をいただいています。

昭和レトロの衣装体験

また、『着せかえニッカ』では、和洋折衷の個性的な衣装がレンタルされるため、特別な体験を楽しむことができます。名古屋駅から徒歩わずか3分の立地にあり、観光客やイベント参加者に最適な場所としても知られています。店内にはフォトスポットも設けており、レンタルした衣装を身にまとい、すぐに記念撮影を楽しむことが可能です。さらに、フィリピンから仕入れた子ども服の販売も行い、地域のファミリー層にも開かれた店舗です。

民泊とのコラボで魅力倍増

『着せかえニッカ』は近隣にあるニッカホーム運営の古民家民泊「レトロ名駅」との連携も展開。民泊のチェックアウトとチェックインの間を利用して、趣のある部屋を衣装撮影用のフォトスタジオとして貸し出します。これにより、海外からの観光客にも、和服・着物を着た状態で日本文化を体験してもらえる格好のチャンスを提供しています。

店舗ではキャッシュレス決済のみを導入し、便利さも追求しています。また、店内のデザインは、水谷オーナーが地球や世界の繋がりをポップに表現するテーマで仕上げており、衣装のデザインとも見事に合致しています。